2階で使用中のウォシュレットから水が漏れるようになりました。一体型なので、ウォシュレットのみ取り外すことができません。便器ごとDIYで交換することにしました。
25年以上前の便器は大量の水を使います。これを節水型の”ピュアレストQR”に交換します。
TOTOピュアレストQR
7年前に3階の便器を交換したのですが、それの後継機種になります。大きく変わった所は側面に樹脂製のカバーが付いたこと。排水芯位置を調整できるリフォーム用の製品です。
Yahoo!ショッピングでPayPayの割引を効かせて、便器(CS232BM)とタンク(SH232BA)で3万円ぐらい。便座(TC301)は別途購入で4千円ほどでした。
取り外し作業
始めに既存の便器を取り外す訳ですが、フランジ部分のガスケットがひっついて外れず、上のウォシュレット部分を分解して軽量化したりで、汗だく(冷や汗)です。
後で分かった便器を外すコツは、垂直の管を軸として便器を左右に回転することです。
外せはしたけど、床フランジのネジ座部分が割れて、これを交換する羽目に。
ネジを抜いて、フランジの根元からレシプロソー(電気ノコギリ)で切れば良いのですが、ネジ山が潰れていたので、また一苦労。ネジザウルスで摘んで何とか抜けました。
黒いガスケット(=ブチルゴム)が強力にくっついていて剥がすのが大変でした。
床フランジが塩ビ管に接着されている部分は縦に切れ目を入れて熱を加えて剥がします。
急遽D2に走って、カクダイの床フランジ(465-659)を買ってきました。(1,500円ほど)
クッションフロア貼り付け
さて、床フランジが入手できたので、一気に工事を進めたいと思います。次はクッションフロアの貼り替えです。今度は下地の凹凸が見えにくい白木の木目柄を貼ろうと思います。
事前にD2で買っておいたクッションフロアは幅1820×2mで3,500円ほど。貼ってあった物をテンプレートにして書き写し、カッターで切ります。
床半分に接着剤を櫛ヘラで塗り、15分ほど放置して半乾きにします。
半分貼れたら残り半分に接着剤。
床フランジと塩ビ管に接着剤をたっぷり塗って接着します。
床に下穴を開けてから床フランジをネジ止めします。これでやっと下準備完了です。
便器取り付け
型紙を使って配管の芯位置に合わせたクランク状の管 (排水アジャスター)を作ります。
コレの仕組みを理解するのに時間が掛かりました。印刷された情報が多すぎて、どこから手を付ければ良いかが分かりにくい!(TOTO作成の動画を見るのが早いです。)
管を切断、接着して出来た排水アジャスター。床フランジにはキャラメルのようなガスケットを置いて防水処理します。
床に固定完了。この上に便器を乗せて、ネジ止めします。
水道の元栓を閉めてから、止水栓を付属のフィルター付きに交換します。
外した途端、大量の水が出てくるのでバケツを用意しておいた方が良いと思います。
便器をネジ止め完了。だいぶ完成が近づいてきました。続いてタンクを組み立てます。
陶器の中には樹脂製の容器が入っています。7年前に買ったモデル(CS220BM+SH220BAS)は手前が小さなRだったのが、これは壁側に小さなRが付いています。
タンクを便器に乗せて、下からねじで手締めしたら、残すは便座を取り付けるだけ。
やったー!完成です。(満足度:90)
キレイになりました。工事に掛かった時間はのべ5時間ほど。(取り外し:1.5h、フランジ外し:1h、床貼り:1h、排水アジャスター作成取付けと便器取り付け:1.5h)
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