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【DIY】壁紙の洗浄貼り直し方式【廃番クロスのカビ】

壁紙裏のカビ退治の話です。通常は壁紙を剥がして、壁のカビをカビキラー等で退治した後、新しい壁紙を貼って直します。しかし、同じ柄の壁紙が廃番で、もう手に入らない・・・

壁紙を剥がして、壁紙を洗浄して、もう一度貼り直す、という企画です。

カビの発生原因

恐らく原因は外壁のシールに出来た穴で、そこから雨水が流れ込むことです。なので、浸入場所を突き止めて防水処理をしないと数ヶ月後には再びカビが生えてくると思います。

多分コレだろうという亀裂を見つけて、シリコンで埋めたので今後は大丈夫のはず。

壁紙を再利用

壁紙を剥がし、壁紙の裏にできたカビを落として、もう一度貼り直してみようと思います。

壁紙が綺麗に剥がせたら、再利用できる可能性は高いと思います。カビで黒や茶色に変色した所を消せるかどうかがポイントです。

壁紙を剥がす

カビの生えた部分だけカッターで壁紙(クロス)を切って剥がします。

薄い紙が壁に残るように慎重に壁紙を剥がします。

壁のカビ除去

壁に塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)の原液を筆に付けて塗り込みました。

左:壁紙を剥がした直後 右:漂白剤を塗り込んで1日経った状態

左:漂白剤を塗った直後 右:漂白剤を塗り込んで1日経った状態

カビの大部分は消えて無くなりました。茶色いシミはタッカーのサビなので消えません。

壁紙のカビ除去

次に壁紙に付いたカビを除去します。

壁紙の裏に出来たカビが、表から透けて見えています。

裏側から見た状態。

初めに漂白剤を2倍程度に希釈して、一昼夜漬け込んでみました。

薄めたからか、カビは取れませんでした。

今度は一度干してから、漂白剤の原液を筆で擦り込んでみました。

今度はバッチリ。裏側のカビは、ほぼ全部消えました。

表は少し残っていますが、だいぶ薄くなりました。

この後、1)酸素系漂白剤を塗ったり、2)マジックリンで磨いたり、3)クレンザーで磨いたり、4)メラミンスポンジで擦ってみたりしたけど、これ以上は消えないと判断しました。

で、アクリル絵の具を塗って汚れを隠すことに。茶色くなった部分が目立たなくなりました。

壁紙貼り直し

壁紙の裏にアミノール(のり)を刷毛で塗り、壁に貼り付けます。

ローラーで圧着。特につなぎ目は隙間が出来ないように丁寧に。

この後、入隅にジョイントコークを詰めて隙間を埋めます。

完成

糊が乾いたら完成です。完璧とは言えませんが、カビが気にならない程度になりました。

左:BEFORE                右:AFTER

廊下の壁紙は仕切りが無いので部分的に柄を変えるのが難しいです。今回のように廃番となって同柄が入手ができなくなった場合は、剥がして洗浄すれば再利用できる可能性があります。とりあえずは成功ということで。お金取れるレベルではありませんけどね。(満足度:70)

コメント

  1. tara より:

    壁紙は交換しかないのかなと
    改めて実感しました

    どうしても3年くらいで同じものがなくなるのが、壁紙のようなので
    前もって余分に購入しておくしかないのでしょう…

    壁穴を補修するために、古い壁紙だからだと石膏ボードから全て交換して、紙ではなく塗装をしましたが

    壁紙楽なんですよね…
    同じ模様なのを出してくれれば困らないのですが…

    • oink! より:

      壁紙メーカーとしては柄を変えていかないと利益が出ないのでしょうけど
      同じ柄を売り続けてほしいですね。
      柄によっては10数年前のものが入手できる場合もあります。
      メーカーの営業所に電話して品番を言えば、現在の変更された品番を教えてくれますよ。
      5mぐらい多めに買っておけば補修に使えますね。

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