エルゴノミクスマウスを使いやすい形に改造する続きです。前回親指の部分をパテで肉増しし、イイ感じに仕上がったのですが、小指の部分が滑ってマウスを掴めません。今回はこの部分を改良しました。
親指は下の方をガッチリ握れます。小指の引っ掛かりが良くなれば完璧です。
パテ盛り塗装
まず初めに手のひら側のパーツを取り外し、#240のペーパーで水研ぎ、シルクプロテイン塗装を剥がします。
塗装剥がし完了。
「くっついちゃうシーラーエコ」をサラッとスプレーしたところ。
小指の当たる所にポリパテを盛って、引っ掛かりを作ります。
ヤスリでざっくり削った後、#240のペーパーで水研ぎが終わったところ。
ラッカーパテで細かい凸凹を埋めていきます。
#360で水研ぎ完了。ここで指の掛かり具合を確認します。
サフェーサーを吹いて、もう一度ラッカーパテ。固まったらもう一度水研ぎします。
サフェーサーを吹いて、下地が完成。
塗装
今度はアクリルラッカーを中塗りします。これによって表面を硬くします。グレーを塗るのは凹凸やピンホールを見易くするためです。
面の状態は割と綺麗なので、このまま乾燥させて本塗りに移行することにしました。
黒(ツヤあり)を2回塗りして塗装完了です。
組付け
はやる気持ちを抑え、指紋が付かない程度に乾いてから組み付けます。
右側が角張っているのが今回の成果
イイ艶出ました。稜線が光っています。
指が乗る操作部のみシルクプロテイン塗装を残しました。
指先が机と張り出した面の間に自然に入ってつかみやすい!
変化
左:製品購入時 中:親指側にパテ盛り肉増し 右:小指側にもパテ盛り肉増し
サラサラ滑るシルクプロテイン塗装よりもアクリルラッカーの方が滑らなくてイイ。
まとめ
使いやすいマウスになりました。元の形が50点とすると、90点は行ってるでしょう。
小指と薬指が引っ掛かり、力を入れなくてもマウスを保持できます。
これがエルゴノミクスですよ。
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