「エアコン用アロマトレイ」を作りました。何のことかと言うと、エアコンの空気取り入れ口に置く、芳香剤を染み込ませたお皿です。
現在は100均の芳香剤をそのまま置いています。コレに代わる専用の芳香皿を作ります。
エアコン専用
四角いトレイの仕組みは底にスリットを作っておき、その上にフェルトを置いて、フィルターのように使います。フェルトに好きな液体の芳香剤を染み込ませて使います。
スリットの入った皿を2枚重ねると、ブラインド構造となります。
寸法:202×98×9 (Anyqubic i3 megaでプリントできる最大幅としました。)
3Dプリント
CURAからABSで出力します。収縮を見込んで0.7%拡大しておきます。
設定はいつも通り。
下皿ができました。まずまずです。
今度は上皿。
こちらも綺麗にできました。
組み立て
2枚の皿を重ねます。スリットが互い違いになっているのがミソ。
液体が下の皿まで落ちたとしてもエアコンまでは行かないはず。
このように2枚を接着するつもりだったのですが、ちょっと設計変更します。
スライド式に
上皿が前後に動くようにしました。これによって空気の通る量を調節することができます。
青の部品を追加します。これを下の皿(緑)に接着します。
L字型の断面形状です。
プリント完了。
部品が揃いました。
下の皿に接着して完成です。上の写真のようにずらすと、匂い強めになると思います。
フェルトに香料
皿に合わせてフェルトをカッターで切ります。
不織布にしようかとも考えましたが、フェルトの方が保水力があるのではないかと思います。
芳香剤はダイソーの加湿器用のアロマウォーター(ホワイトムスク)を使います。
同じものを2つ作りました。コレを2つ並べます。
フェルトをひたひたに濡らしてからエアコンの上に置くだけです。
とりあえず匂い量は全閉で。
ホワイトムスクの香りがエアコンの風に乗って流れてきます!
まとめ
狙い通りイイ香りが出るエアコンになりました。鼻が鈍感になるのかもしれませんが、香りの持続力は長くない感じです。香りが弱くなったら、香料を注ぎ足します。
100均の園芸用品の所にあった水差しに香料を入れて使えば簡単。イイ香りが楽しめます。
(満足度:85)
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