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【li-ion】リポ電池を充電する方法【アダプター自作】

使い捨ての電子タバコに入っている電池は08570という280mAh程度のLi-po電池です。煙(水蒸気)を吸うという機能は使い捨てでも、バッテリーは充電すれば使えるはずです。

Alibabaで同種の電池の仕様を見たら、400-500サイクル充放電できるみたい。

アダプターを作る

汎用の充電器で充電できるように、単3電池型のアダプターを作ることにしました。充電電流は280mAhに対しては大きめだと思いますが、まずは試してみます。

材料はABSのパイプ、ABS板、銅たいこ鋲、銅釘など。

Φ14パイプ(100均タオルハンガー)に成形品の板(t2)を接着し両頭グラインダーで荒削り。

周りをペーパーで整え、電池形の円柱ができました。

長さは47.7mm。大体で大丈夫です。このあと+極にΦ5のパイプを接着します。

両端と中心に穴を開けて、外側から銅の針金を通します。

5.5×2.1DCジャックの極性(白線がセンター+)を確認してから銅線にハンダ付け。

銅線を引っ張って通し、銅釘・銅鋲に付け替えます。

銅釘・銅鋲をグシっと押し込んだら、完成です。

充電する

汎用の充電器(ThruNite-MCC-4S)にアダプターをセットします。この充電器はNi-mh1.2Vか、Li-ion3.7Vを判断し、自動的に充電電圧と電流を調節してくれます。

接点はバネでスライドするので、アダプターのサイズは大体で大丈夫。

08570は3.7VなのでLi-ionとして認識、充電してくれるはず。

自作ミノムシ・ジャックで接点に繋ぎます。この時点で電圧を測ったら2.1Vでした。

電池を練りゴムでプライパンに固定し、コードで繋いだらすぐに充電が始まりました。

この自作アダプターを使う理由は、バッテリーが火を吹いても大丈夫なようにです。

パンパン!プシュー!ってなっても、これなら安全。

最初の段階は500mA前後で充電します。

約50分で充電完了しました。(満充電直前で、電圧4.17V、電流136mA)

まとめ

汎用充電器でリポバッテリーを充電できました。筒型の電池なら、直接充電器に挟んで充電することもできますが、コレを使えば充電中に火を吹いても安全です。

充電器が焼ける心配もありません。また、角型の電池も充電できます。

充電中バッテリーが熱くならないか10分おきにチェックしましたが、全く熱くなることはありませんでした。コレを使って各種リポ電池を充電できそうです。

コメント

  1. よう より:

    リポバッテリーは怖いですね。

    以前、自作のモバイルバッテリーで、18650の極性を逆にセットしてしまってケースがみるみる溶けだしたことがあります。かなり焦りました。

    • oink! より:

      リチウムイオンで注意すべきはショートさせないことと、充電電流を過大にしないことだと思います。そこを守っていればそう簡単には火を吹かないと思います。
      膨らんだリポ電池はもう火を吹くエネルギーは無いのかも。
      でも、何かあったら怖いので、充電中は目を離さないようにしています。

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