ラクーンコンポの変速グリップはシマノの[SB-3S20]というタイプなんですが、私のは7年前に中古で買った時から内部のオレンジ色の指標がなく、今何速かが分かり難いのです。
ここを本来の状態に直したいと思います。ついでにサビサビのシフトケーブルも交換したい。
純正パーツ入手
純正パーツは既にメーカーの扱いも無いようなので、内部の寸法を測って、3Dプリンターで代わりの指標を作ろうと考えました。
バネの横に付いたギアで、円盤を回す感じ。
メンドクセーナって思っていたら、メルカリで新品の出品を見つけました。
貴重なデッドストックが、送料込みで、2つで550円! ありがとう!
イラストのように円盤の中心をピンで固定して使います。
カバーは黒。今回は使わず取っておこうと思います。
3Dプリンターじゃ精度的に難しいので、純正パーツが手に入って良かったです。
オレンジ色の樹脂に黒いシートが貼ってあります。
ピンは樹脂製で、グシっと差し込むだけの簡単なもの。
インジケーター取り付け
取説が付いているので、ああこう悩まずに済みます。
グリップの下向きの矢印とオレンジの下の線が一直線になるように取り付けます。
取り付け簡単。
歯車が噛んで円盤が回ります。
一応これで修理完了です。
シフトケーブル交換
サビサビのシフトケーブルも交換しようと思って探したら、ヤフオクでイイのが見つかりました。現物の長さを測ったので、これで間違いないと思います。
シマノ内装3段用変速ワイヤー[3SSP] 長さは1430。色はグレー。送料無料の610円。
グリップの方からタイコを外そうと思ったんですが、取り外し用の溝が無いんですよね。
ワイヤーの通る孔があいてるだけなので、こっち側からインナーのみを引っ張って抜くの?
途中サビサビのアウターは本体を通ってリアの内装3段変速機に繋がっています。
ネジを抜いてカバーを外してみます。
どうやらタイコを取り除いて、ワイヤーを前から抜くしか交換できないみたいな感じです。
でもワイヤーの両側に鉛のタイコが付いているってことは、グリップにワイヤーを通して、アウターを通した後に鉛を溶かしてタイコを付けたってこと?工場でそんな作り方する?
▶ネジ式のタイコを自作して、シフトケーブルを交換することにしました。(つづく)
コメント
既に調べがついていましたら恐縮ですが、SB-3S20はワイヤー一体組で供給されていたようです。ワイヤーを交換の場合はリヤ側のワイヤーに「補修用インナー固定体」なるものを付けて対応するようですね。
https://si.shimano.com/ja/pdfs/si/3S20A/SI-3S20A-000-00-JPN.pdf
やっぱりリアのタイコを外す前提で作られているんですね。
「補修用インナー固定体」はネジ式タイコの変形版って感じ。
丸棒でタイコを自作したんですが、板を付ければ安定しそうです。
取説ありがとうございました!とても役に立つデータです。
僕はシフターをSL-3S40-Jに交換してSG-3R35で使ってました。
123の表示が逆になりますが一応使えます。
変速ロッドが違う為かSG-3R42よりSG-3R35の方が切り替えたときの感触が良かったような気がします。
リアハブを交換するまでの根性はありませんが、物によって感触が違うんですか。ふむふむ。
それと、SL-3S40-Jだと溝が切ってあるので両側タイコのワイヤーが使えるんですね。
今後シフターを替える時は両側タイコが使えるものにしたいと思います。