キッチンのビルトイン食器洗い機の下に付いている「ケコミカバー」が割れてしまったので、この部分を修理しました。
食器洗い機をDIYで取り付けたのは2013年。8年も使えば割れても仕方ないか。
現状
「ケコミカバー」というのは床に接する黒い部分の部品です。カバーと言ってもただのプラスチックの板です。これをネジ2本で止めてあります。
よく見ると左右にネジの頭が見えると思います。
元々食器洗い機の付属品で、溝をカッターで切って高さを調節できるようになっています。
多分掃除機などで、下の方を押す力が加わって、栓抜きのようにネジの所でズボッと抜けたんだと思います。t2のABS板なので、こんなふうに割れても不思議ではない。
接着で直すこともできますが、ただの板だし、新しく板材を切って作り直すことにしました。
“ケコミカバー”上の”配管カバー”を外したところ。ついでに、排水管を掃除しておきました。
ハーマンFB4504PF
一応取扱説明書を読み直して、情報を得ておきます。
交換するのは「ケコミカバー」という部品です。
「ケコミカバー」を取り付ける側の「ケコミカバー取付金具」は奥行きが調整できます。
取説にはケコミカバーの幅やネジ位置寸法が出ていませんでした。割れた現物を実測して寸法を決めました。(板寸法:447×110×2)
良い材料発見
塩ビ板やデコラのパネルなど、何か使える素材が無いかとD2に行ってウロウロしていると、良さげな材料を発見しました。
アルミ複合板。アルミシートとポリエチレン樹脂の複合素材とのこと。
特長は
- 剛性がある上、軽い
- アルミ素材に焼付け塗装で、傷や汚れに強い
- 平滑性があって、表面が鏡面で美しい
- 切断や曲げなど加工性が良い
- 耐熱性、遮音性、吸音性に優れている
- 板厚3mm
アルインコ アルミ複合板
黒色で、丁度よい450×300のサイズがあったので、コレを買いました。カッターで切れるという点が気に入りました。
あとは寸法通りに切って、穴あけするだけです。
定規を当ててカッターナイフで両面を切り込めば、ポキンと折れます。
切断面を見ると、両面に厚さ0.5mmほどのアルミ板が貼られています。
チーズ鱈のようなイメージ。
取り付けて完成
あとはネジを締めて取り付ければ完成です。
遠目に見たらあまり代わり映えがしませんが、確実に直りました。
床との隙間を無くしてキツめにしました。下側に力が加わったとしても、そう簡単には割れないはずです。(満足度:90)
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