ゴルフクラブ(パター)のグリップを交換してほしいという身内からの依頼があり、「材料を用意してくれればやるよ」と引き受けました。
傷んだ黒いグリップを上の緑のグリップに付け替えるという内容です。
購入材料
何%のゴルファーが自分でグリップを交換するのか知りませんが、交換用のキットが売られているということは割りと一般的な事なのかも。DAIYA GOLFという会社のセット品。
GRIP SOLVENT SETと ダイヤグリップカッター
グリップ交換用スプレーセットの内容は両面テープと、グリップを挿入する時に滑りを良くするための溶剤スプレー、グリップを差し込みやすくする簡単な治具の3点。
溶剤はパーツクリーナーのようなものかと想像したんですが、イソパラフィンと書いてあります。匂いはミツワのソルベント(ノルマルヘキサン)と同じような感じです。
こちらはグリップを切って剥がす専用のカッター。普通のカッターでも行けると思うのですが他の用途でも使えそうなので一応買ってもらいました。
夏みかんの皮を剥くのに良さそう。
交換手順
- カッターで古いグリップを縦に裂いて取り外す
- シャフトに付いた古い両面テープを剥がし、溶剤で粘着物を除去する
- 新しい両面テープを縦に2面貼る。(下からグリップエンドに向かい、折返して下へ)
- グリップの内部に溶剤を池になるぐらい吹付け、両面テープにも吹き付ける
- 新しいグリップを一気に差し込む
- グリップの平らな面が上にまっすぐになるように調整する
- 2時間ほど置いて、溶剤を飛ばせば完成
新しいグリップは少し長いです。
まずはコレを縦に割って取り外します。
グリップエンドに向かって一気にカット。
簡単に剥けます。
残ったテープを取り除きます。
余計なシールも剥がします。内側は結構錆びてますね。
両面テープはグリップより1cmほど短く。シャフトの穴を塞ぐように貼ります。
グリップの内側にスプレー5秒。たっぷりと池になるくらい。
元のグリップの位置関係を事前に写真に撮っておくのがイイと思います。
完成です。
まとめ
作業時間は15分も掛かりませんでした。コツはグリップ挿入時の滑りをよくすること。この溶剤スプレーばゴルフクラブに限らず、自転車のグリップを交換したい時にも使えそうです。グリップカッターは梱包の紐やテープを切る時などにも良さそうです。
交換は特に難しくありません。誰でもできる作業だと思います。
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