昨年扉が締まらなくなって修理した食洗機ですが、とうとうヒンジの金属が真二つに切れてしまいました。部品さえ手に入れば直りそうですが、もう19年使っているし・・・
眠らせてやるか。
修理から1年持たなかったです。扉は本体に乗っかっているだけ。床についてます。限界。
ヒンジの割れを筆頭に、バネもまた切れたし、ゴムパッキンも外れるし、もう直すのもメンドクサイ。ということで新品に交換することにしました。もちろん設置工事はDIYで。
パッキンも毎回はめ直すような状態。
買い替えるにあたって色々調べてみました。分かったことは以下の通り。
- 国内メーカーの新製品は引出し型のみ。海外メーカーは扉型のみ。
- サイズ的に入れ替えできるのはパナソニック、リンナイ、ハーマンの製品。
- 壊れた松下電工(NAIS)SEE12EWはハーマンのOEMらしい。
- パナソニックのは食器が置きにくいと価格.comで評判が悪い。
- パナソニックのは省エネの面では一歩先を行っている。
- リンナイのは重曹で洗える。プラズマクラスター付きもある。
- 本体価格は¥80K~100K程度。海外メーカーのは¥倍以上するので除外。
トレンドのプルオープン(引き出し)にするか、またフロントオープン(扉)にするか
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フロントオープンは食器を入れる順番を気にしないで入れて行ける。
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フロントオープンは食器がたくさん入れられる。
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フロントオープンだとまたすぐヒンジ部が壊れそう。丁寧に使えば大丈夫かも?
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プルオープンは耐久性が高そう。屈まなくて良い点は評価できる。
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でもフロントオープンが入れにくいと感じたことは無い。
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海外メーカーのものは全てフロントオープン。
→プルオープンは使った順に食器を入れられないのが痛すぎる。フロントオープンに決定。
(引き出しが2段になっていて、防水性が確保されている製品があれば買いたいです!)
結局ハーマンのFB4504PFに決めました。その理由は
- 現行品はノズルが上下2個付いて強力。送風乾燥と余熱乾燥(省エネ)ができる。
- 表面のパネルは今までの木目パネルがそのまま流用できる。
- 配管の位置が今までと同じなので、設置工事が簡単。
- 10年前の基本設計ではあるが、その分安い。信頼性はありそう。
- 価格.comの食器洗い機・満足度ランキングで1位。
重量32kg。宅急便のお兄さんに2階まで上げるのを手伝ってもらいました。
古いのを取り外して、新しいのを取り付けます。
給水管、排水管を外します。
引っぱり出します。
まずは掃除。排水管は接続部の加工が面倒なので古いのをそのまま使うことにしました。
奥のバカ穴からゴキなどが入ってこないようにプラダンで塞ぎました。
付属の型紙で固定金具の位置を決め、ビス止め。
脚の高さを調節して本体を押し込んだら、配管とアース線を取付。
排気の煙突を手前に引き出します。
扉下の配管カバーとケコミの高さを合わせてカットし、取り付けたら完成です。
(before) 木目パネルの高さが合っていませんでした。
使用した感想:洗浄力や静粛性は満足。ただ・・・以前のカゴより食器が入れにくいです。
今まで上のカゴに入っていたグラスとマグカップが入らない!これは想定外!
ところでこの食器洗い乾燥機は「長期使用製品安全点検制度」に該当するそうです。使用開始から10年経ったら点検を受けなければならないとのこと。有料でっておかしいでしょ!
ユーザーの方を向いた、もうちょっと上手い方法があるような気がしますけどねぇ。このFB4504PFは制度が始まる前の設計なので無いと思いますが、他メーカーの機種では10年経つと点検を促すメッセージが出るのだとか。
消安法を調査中。10年後に点検通知が来たら「もう使っていない」って言えばそれまでか。
燃えないゴミで出すために古い方を解体中。流用できる部品は取っておきます。
一番気になるのは扉のヒンジとバネが何年持つかということ。手に入るなら今のうちに新品部品を買っておきたいが・・・売ってくれないかなぁ。
(2013-02-06 shokusen2)
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