ドア枠側の改造が終わったので、ドア側の錠ケースを2年前に買ってあった新品に交換しようと思います。もうすぐ30年になる、古い錠ケースは「逃げ加工改造」済み。
丸く掘られているのはドア枠側から出るピンの跡。なんでこんなギリギリの所を押すかなぁ。
錠ケース
買ったのは2年前ですが、30年前の製品が今も入手できるのは助かります。2万円近い価格ですがThe・鍵堂さんは良心的価格だと思います。
2年前、新品のこれを改造加工するのはもったいないので使わずに取ってありました。
仕舞ってあった「E13電気錠PP用錠ケース」
美しい金属の輝き。
まだ摩耗の無い、数回使っただけの新品同様です。
交換作業
錠ケースを交換するには、はじめにドア表裏のハンドルとサムターンを取り外します。
サムターンのみ2年前に新品に交換済みです。
サムターンは2本のネジで、ハンドルは4本のネジでドアを挟んで締め付けされています。
錠ケースは上下2本のネジでドア(板金金具)に固定されています。
新旧比較。
部品を外した状態。
外したのと逆の順番に組み付けて、交換完了です。
解錠状態
施錠状態。
まとめ
ドア枠側の電気錠ケースを5mm下げたことで、施錠/解錠時ソレノイドで押し出すピンの位置が下がりました。錠ケースのブロックをよく見るとピンの跡が確認できます。
上:ドア枠改造前のピンの跡 下:電気錠を5mm下げた後の跡
せっかく買った高価な錠ケースです。ピンの出る位置が正しくなったので交換しました。これで今後20年は使えるでしょう。(満足度:90)
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