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【電気錠】玄関ドア枠の機構部品を5mm下げる【改造】

ウチの玄関ドアはドア枠側からピンが出て、ブロックを押すことで鍵がかかります。施工不良なのかピンの位置が悪く、表面のプレートに当たって鍵が掛からないことが度々ありました。

2年前、表面のプレートを削って逃げを作ることで動作するようになりました。

根本的な不良原因

ドア枠側に付いている電気錠パーツの取り付け位置がドアに対して5mm程度上過ぎること。

SUSのプレートの裏にソレノイド式の電気錠機構部品が入っています。

 

ソレノイド式電気錠はM4のネジが切られた板金金具を介してドア枠に固定されています。

 

板金金具は上下で同じ物を反転して使われているようです。

改造加工

電気錠ケースごと5mm下がるように、上下の板金金具にネジ穴を新しく作り直します。

下側の金具は下方向に5mmずれた所に孔を開けます。で、センターポンチ。

 

3.2mmのドリル(ダイソー製)で孔あけ。

 

M4のタップでネジを切ります。

ドア枠の開口部を下へ5mm広げます。

カッターでケガキを入れたところ。

 

ミニルータで切込みを入れ、金鋸で切ったところ。厚さ1mm程度のアルミなんで簡単です。

 

ヤスリで仕上げました。

 

加工した金具を取り付けてみると、電気錠の箱部分が当たっていてネジ位置が合いません。

 

金具を3mmほど短く切ることにしました。

そして今度は上側の板金金具。これも同じようにネジ位置をずらします。

5mmずらした所に3.2mmで孔あけ。

 

M4のタップでネジ切り。

取り付け完了

ドア枠に金具を取り付け、新しく作ったネジ穴に電気錠ケースを固定します。

金具をドア枠の向こう側に落としたら後が大変です。しっかり持って慎重に。

 

電気錠ユニットが5mm下がりました。施錠/解錠の動作はバッチリ。問題ありません。

 

隙間が出来ましたが、ドアが閉まっている時は見えません。

 

小さな角孔がありますが、とりあえずそのままで。孔を埋めて仕上げるとしたら、アルミ板を裏から当て、もう一枚を表から接着する感じになるかと思います。そのうち埋める予定です。

次はドア側の錠ケースを新品と交換します。

 

 

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