玄関に取り付けた防犯カメラを使って、郵便受けに手紙が来たかどうかを確認することができます。ただ、透明樹脂製の裏蓋が長年紫外線を浴びて黄色く曇っていて分かりにくい。
カメラ越しでも判断しやすいように、裏蓋を磨いてみることにしました。
蓋の取り外し方
同じパナ製郵便受けの説明書を見つけました。
25年以上前の製品ですが、今でも交換用の蓋を購入することができます。ただ、裏蓋は割れている訳ではないので、今回は磨いて透明度を上げ、継続使用したいと思います。
取説を見る前にネジを6本外してしまいました。一応裏蓋は外れたけど、取付け出来るのか?
針金をギューっと曲げて軸受から抜き取ります。
コンパウンド研磨
取り外した樹脂の蓋は、ウェスにコンパウンドを付けて人指し指で磨きます。
まだ磨いていない状態。外側の枠にはシボが付いています。枠の内側の表と裏を磨きます。
ダイソーのクリーナー(青)と99工房の液体コンパウンドを使います。
(左)研磨前 (右)研磨後 黄ばみは取れませんでしたが、曇りはだいぶ減りました。
表面はテカテカの鏡面になりました。
封筒の文字がよく見えるようになりました。
組み立て
556+真鍮ブラシで磨いた後、キレイになった蓋に左と中の金具のみネジ止めします。
針金の右側をギューっと曲げて軸受にセット。最後に右の金具をねじ2本で固定します。
蓋の取り付け完了。中が良く見えます。よく磨いたので玄関前の鉢が反射しています。
防犯カメラで確認
スマホでGENBOLTCAMを起動して玄関に設置したカメラを見てみます。
郵便受けに何か入っているのが分かります。
ピンチアウトしてズームアップ。(パープルフリンジが気になりますが、気にしないこと)
Before After
フタを磨いただけですが、透明度が増して郵便物の到着が分かりやすくなりました。
海外の荷物がもうすぐ着きそうって時にカメラでチェックできると便利です。(満足度:85)
コメント
酸素系漂白剤で黄ばみが取れると聞いて試した事がありますが、なかなか落ちませんでした。
最終的にはアメリカ製の酸素系漂白剤でキレイにした事があります。
私も酸素系漂白剤を試したことがありますが、思ったほど白くならなかったです。
アメリカ製は効きますか。Tideとかですか?
透明樹脂だとどうですかね。すりガラスみたいになっても困るし・・・
まめに家の保全作業を継続していて凄いです。
この記事をきっかけにプラスチック黄ばみの漂白方法を検索すると、漂白剤に浸け置きして黄ばみが取れて透明になったらコーティング剤で保護するのが良いようですね。身の回りの物を探してみます。
車のヘッドライトは浸け置き出来ないからこの記事のようにコンパウンド研磨してからコーティングでしょうか。もっとも、oink!さんの以前の記事で見たような記憶が有りますけど。
ヘッドライトは磨く他に、溶剤をスチームにして表面を溶かす方法もあるみたいですね。(やったことは無いですが)
この裏蓋は平面なので、アクリル板を切ってはめ込んで、接着したほうが早そうです。ポリカよりもアクリルのほうが耐候性が高いので、黄色くなりにくいと思います。割れやすいのが難点ですが。