リアにドラレコを付けようと考えています。それ用のACC電源を通しておこうと思うのですが、配線をドアの上に通すか床に通すか・・・床の方がスペース的に余裕がありそうです。
折角なんでドラレコ用配線の他にもう1本、カーペットの下を通すことにしました。
ドア下のカバーを外す
とりあえず引っ張ったら下側が外れたので、前側のL字のカバーから外すことにしました。
下部をずらすことが出来たら、その横のキッキングプレートってやつを引っ張って外します。
この手のカバー類は基本的にボディの穴に樹脂のピンで留めてある構造みたいです。
今度は後側から攻めていきます。
リアシートを引っ張って剥がし、次にサイドのクッションを外します。
上の方を引っ張ったら外せました。ラッチが車体側に残りましたが、これは簡単に取れます。
最後に取付ける時は四角い凹みにラッチを取付けてから、下の爪を掛けて押し込みます。
続いて後ドア横のカバーを引っ張って外します。樹脂のピンが車体側に残りました。
取り付ける時はカバーの溝にピンを取付けてから、ボディの穴に押し込みます。
続いてBピラー下のT字形のカバー。上を引っ掛けて、下をピン2個で留める構造です。
上に爪があります。取り付ける時は下からスライドさせて爪を引っ掛けます。
下2ヶ所にピンが付いていました。ピンを車体から引き抜いて嵌め戻します。カバーを取り付ける時にシートベルトの金具が邪魔になるので、最初に外しておいた方が楽かと思います。
グローブボックスを外す
最後にグローブボックスを外して、ヒューズBOXが丸見えになるようにします。
ネットでは23番がACCとして使えるという記述をよく見ますが、テスターで調べてみた所、上段の空き(金具が付いている所:4/6/12/13/23/26)はどれでも使えるようです。ちなみに下段の金具がついている所は常時電源として使えます。
コードを通す
前から後に向かってコードを2本通すことにしました。赤い線はドラレコ用の0.3SQ、黄色い線はシガーソケット用の1.25SQ。
カーペットをめくってコードを通して行きます。
助手席の横に這わせて
後部座席の横まで通りました。
赤黃2本のコードを針金に取付け、コードの束が通っている穴の隙間に針金を通します。
後ろから引っ張って通線が完了。カバーをすべて戻して作業完了です。あとはコードの両端を接続すればいつでも電気を通せます。
まとめ
ヒューズボックスからトランクまで配線する場合、ドアの下を通せばスペース的に余裕があります。カーペットを剥がすのが手間ですが、コツさえ掴めばそう難しく無いと思います。
E46の場合、カバー(モール)類はナイロン(PPかも)のピンで車体の穴に留まっています。基本的にはピンの部分を上に引っ張って外しますが、ピンが車体に残った場合はドライバーやプライヤー等で抜いて、カバーの裏に取付けてから「バチン」と押し込めば固定できます。樹脂が割れそうで怖いですが、意外と割れない感じです。
手間のかかる隠ぺい配線を済ませばあとは簡単。次回はヒューズBOXへの接続と、シガーソケットの接続に進みたいと思います。↓
コメント
oink!さんの実行力にはただただ頭が下がります。
私にとって今の電装品が多い車の中はブラックボックスです。
グローブボックスさえ外したことが有りません。
oink!さんの写真たっぷりな記事を見ていると、やれそうな気になり、やってみたくなるから不思議です。
いえいえ。いつも腰が重くて中々動けません。
動き出したら、作業が終わるまで結構必死です。
この作業で2時間ぐらいですかね。ヘトヘトです。
でも組み立ての仕組みが分かれば、そう難しくはないですよ。
頑張りましたね
この残暑がきびしいときに、よくこの作業をやりましたねぇ・・・尊敬のまなざし
昔、やはりコードを通そうとして、後ろの座席をはずしたら10円だったか100円だったか
落ちていた思い出があります・・ものすごく得をした感じでした
狭い場所で、体勢がきつくて、汗ダラダラでした。
金目のものは出てきませんでしたが、
リアシートの下から飴の紙とビー玉みたいのが出てきました。
得した感といえば、本の間からお札が出てきた時ですかね。