以前、12V用LEDに口金を付けて電球を作りましたが、明るさが変化したり、過電流に注意する必要があったりと、使い勝手は良くありませんでした。
DC12Vで点くように改造した玄関ポーチ灯。G4改造型1.2W・LED電球。
今回は市販のLED電球を改造する形で定電流ドライバー入りの電球を作ります。
E17口金サイズのLED電球を作ります。
市販LED電球と言っても、中国製の、DC12V用の電球です。AC100V用ならわざわざこんな改造をしなくても国内で高性能なLED電球が買えますが、DC12V用となると大手家電メーカーは作っていないし、数種類の中から選ぶしかありません。ところが海外で探すとたくさん見つかります。E26はE27を買えば問題なく使えますが、E17は日本独自の規格なので、海外でも見かけません。今回は海外で一般的なE14電球の口金をE17に付け替える改造です。
最近はクリックひとつで1コからでも商品が買える海外のサイトがたくさんあります。品質面の不安以外はアマゾンや楽天で買うのと大して変わりません。個人輸入はもう特別なものとは感じなくなりました。
ある中国のセラーから買ってみた3.5Wの電球(左・中)と2Wの電球(右)。
2Wの方をばらしてみました。12・SMD+定電流ドライバーの構成です。
早速ミニルーターで切断。
銅の針金を巻きつけて、所々ハンダで固定し、やすりで整えます。
上の方に固まる放熱シリコンを塗っておいて、E17の口金を締め付ければ完成。
パワーLED3灯の3.5W電球です。改造前のE14と改造後E17。
完成したDC12V用E17LED電球。
ポーチライトの球を完成した2Wの電球に替えました。暖かみのある光色がイイ。
今回の作り方のほうが簡単に良いモノができると思います。定電流ドライバが入っているので過電流の心配がなく、使い勝手の面でかなりイイです。
(2012-01-06 e142e17)
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