13年ほど前に買ったSONYのCX370ですが、まだ現役稼働中です。長時間連続録画したい場合は充電用のACアダプターを横のコネクタに挿せばバッテリーを交換することなく使えます。
バッテリーの充電はバッテリーをカメラ本体に付けた状態で行います。
狙い
先日、屋外での長時間撮影にポータブルAC電源を持っていったのですが、バッグに入れて持っていくには重すぎる。もうちょっとコンパクトなバッテリー電源を使いたい。
FlashFishの300Wポータブル電源。AC100Vが取れます。
SONY純正電源はAC100VからDC8.4Vを出力します。
DC8.4Vなら、DC12Vバッテリーを降圧して使えればコンパクト化できそう。
プラグ形状が特殊です。しかし、このプラグのみを購入することは出来ません。
ケーブルを切断してプラグを利用します。そしてDC8.4Vを直接カメラに入力します。
挿し替えてACアダプターも使えるように、中継プラグを取り付けることにします。
割りと太い平行ケーブルです。1.25mm2かな。芯をハンダメッキしました。
太めのケーブルが使える5.5x2.1汎用プラグ/ジャックを使うことにします。
ACアダプターの改造完了。
ACアダプターをコンセントに挿して出力がDC8.4Vなのを確認。
DCDCコンバーターで実験
まずは自作の可変DC-DCコンバーターで8.4Vを作って、ハンディカムに電力を供給してみようと思います。
ケーブルは先程切って作った先端側のみを使います。
電源は18650が3S4PのLi-ionバッテリーパック(12.6V)を使います。
まだビデオカメラに挿していない状態。(電圧は8.44V)
ビデオカメラに挿すと、電圧が7.64Vに下がってしまいました。ん~
もう少し電力に余裕のありそうなDC/DCコンバータに替えて実験してみます。
表示器付きのDC-DCモジュール(5A/75W)
このDC-DCコンバーターだと、電圧降下なく使えることが分かりました。
DCDCコンバータの追加工
まずは入出力用のコネクターを作って繋げます。
1.25mm2の平行コードを短く切って
はい完成。
屋外で長時間録画する場合は、12Vバッテリーパックと、DCDCコンバーター、プラグコードを持っていけば良さそうです。 (満足度:80)
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