100均LEDライトの多くは抵抗で電圧を下げてLEDを点灯させるローコストな方式ですが、本来LEDは定電流で点けるほうが良いと言われています。
タカハシで290円のCOBライトは定電流ドライバー入りでした。
COB-LEDハンディライト
290円のCOB-LED Handy Lightは加工品質がイマイチ良くありません。ただ、LEDドライバが内蔵されているのが良い所。コレを他の100均LEDライトに流用することにしました。
2AAで普段使いに良いサイズですが・・・加工がちょっと惜しい。
以前作ったCOBクリップライトがあるのですが、コレにLEDドライバーを取付けます。
現状は5.1Ωのチップ抵抗を通して2AAで光らせています。
赤・白コードのハンダ付けを外し、COB-LEDハンディライトのドライバを取付けます。
点灯OKです。
チップ抵抗はジャンパー線で繋いで、ドライバ基板はカプトンテープで絶縁します。
完成。電池の電圧が下がっても明るいのが、LEDドライバーを使う最大のメリットです。
マルチアングルマグネットライト
ダイソーで買ってきた、マルチアングルマグネットライトです。よくある3AAAで光らせるタイプです。回転する脚にネオジム磁石が付いているので、作業灯として使いやすいです。
でも電池3本は使い勝手が悪い。これも電池2本・定電流駆動に改造したいと思います。
6チップのCOBが付いています。
今回取り付けるLEDドライバはAliで1個100円ほどで売っているフラッシュライト用です。
ドライバの仕様は、1mode, input:1.2-3.6V, output:3-3.7V/ 350-1000mA (3W)
注文から22日後に到着。
入力側にコードをハンダ付け。出力側の+を延長。
あとはこれをCOBの手前に繋ぐだけ。
ネジを3本抜いて「マルチアングルマグネットライト」を分解します。
3.9Ωの抵抗、プッシュスイッチを通してCOBを光らせています。
抵抗を外し、スイッチ、ドライバーを通してCOBに繋げます。
二水3本(≒4V)を入れて試してみると・・・爆光で焼き切れそう!
ということで、1本で光らせることにしました。
左:ノーマル+3AAA (4.7V) 右:LEDドライバ+1AAA (1.3V) (f36, ss1/200, iso400)
ノーマルよりも少し暗いぐらいなので、焼き切れることは無いでしょう。
100円プラスで使いやすいCOBライトになりました。
まとめ
乾電池3本で光らせている100均LEDライトにLEDドライバーを付ければ、電池の電圧が下がっても明るく照らしてくれます。また、電池の本数を減らすこともできます。
タカハシ290円ライトのLEDドライバーは仕様が不明ですが、同じ2AAの「COB(改)クリップライト」に使うと出力的に丁度良い感じでした。
Aliで買ったLEDドライバは、「マルチアングルマグネットライト」のCOBで使うには高出力すぎたようです。入力電圧を下げ、1本(≒1.2V~1.6V)で良い感じです。
LEDドライバは10個/lotならもっとお得です。(購入価格:10個で427円)
コメント
上のは定電流ではないただの昇圧回路では?
そうなんですか?
フラッシュライト用のLEDドライバというものは定電流なものと思っていました。
コメントありがとうございました。