モーターを回転させると発電機になるという実験です。小学校の実験キットでハンドルを回して豆電球を光らせるというものがありますが、それを大型化したような形です。
テスターと12V用LED電球をDCモーターに繋いで軸を回してみます。
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DCモーターとインパクドライバー
モーターは発電に使うか、あるいは乗り物か何かが作れないかと思って買ったんですが、仕様が全くわかりません。大きさから言って500W以上のパワーがありそうです。
ブラシが4つ付いたDCモーター。5kg近い重量があります。
軸には歯車がピンで留められています。
インパクトドライバーにソケットレンチを取り付けてこれを回転させようと考えました。
取説によると無負荷回転数はLOWで1,900min-1、HIで2,600min-1
発電実験
12V用LED電球は15V程度の印加なら問題ありません。電圧を見ながら点けてみます。
インパクトドライバーをLOWモードにして、実験開始。
5.6Vを超えたあたりからLEDが点灯し始めました。
7Vで安定して点きます。それ以降は電圧が上がっても明るさに変化はありません。
トリガーを全部引くと12.5Vぐらいまで上がりました。
【動画】
回転数と発生する電圧の関係が知りたいのですが、回転数を測る機械を持っていません。そこでインパクトドライバが回転する音の高低で判断することにしました。正確を期すためにバッテリーをフル充電してからもう一度測ってみます。
フル充電すればメーカーが取説に表記している回転数になるはずです。
HIでモーターを回した時の音はLOWで無負荷(1,900min-1)の音より少し高音です。おそらく2,000min-1ぐらいではないかと想像します。HI/LOWで700回転の差があるのでLOWだと1,300min-1ぐらいでしょうか。HI/LOWそれぞれで回した時の電圧最大値は下記の数値となりました。
2,000min-1(HI):19.2V 1,300min-1(LOW):14.4V
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要するに2,000min-1ぐらいでモーターを回してやればソーラーパネルの代わりとして発電に使えるということです。このモーターを自転車に繋いで回してやろうと構想を練っているのですが、上手くすれば脂肪を燃料として電気が作れます。腹が引っ込んで電気が作れるなんて最高です!
これだけ蓄えがあるので当分の電気は自給できそうです。
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(2013-06-07 /dc_mtr01)
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