中学の頃に買ったヤマハのギターアンプ【J-15】です。年に数回しか使いませんが、今でもちゃんと音は出ます。一番の問題はボリュームのガリがひどいこと。
綺麗になったYAMAHA J-15
ホコリまみれ
この20年全く掃除していないので、結構ホコリが溜まって汚れています。
外側の汚れはマジックリン系の洗剤を撒いてブラシで擦れば綺麗になると思います。
とりあえず裏の板を外してみます。ネジを4本抜くだけです。
Gフンのような物が・・・。
スピーカーの上の方にリバーブの箱とトランスがぶら下がっています。
ボリュームのガリを取る
今回一番の目的です。ボリューム(ポット)を回すとガリガリブチブチとノイズが出ます。ボリュームを新品に交換すれば完璧ですが、面倒なので、洗浄で何とかしたいと思います。
ポットのツマミを抜いて、パネルを前に動かせるだけ動かしてみました。
リバーブの箱やトランスが引っかかってこれ以上前には動きません。
ボリュームのケースにプレスした凹みと隙間があるので、ここから液体を注入してみよう。
下の基板がビチョビチョになるぐらい掛けながらツマミをグリグリ動かします。
使ったのはモノタロウの大阪魂のパーツクリーナー。これが接点の洗浄に効くとか。
音を出しながらチェック。ガリが収まって、だいぶ良くなりました。
外装のクリーニング
まずはベルトを外します。
金属のパーツはピカールで磨きます。
革シボはガラスクリーナーをシューとスプレーして歯ブラシで磨きました。
ガリが取れて気持ちいい。でも写真で見ると、シボ模様が少し白っぽいのが気になります。
磨きが足りなかったかな。遠目に見れば綺麗になりました。良しとしましょう。
まとめ
今回の一番の目的はボリュームのガリを取ることでしたが、接点復活剤でなく、パーツクリーナーでも効果がありました。すべてのパーツクリーナーが効くのかどうかは分かりませんが、モノタロウの大阪魂は効果ありです。
ヤマハJ-15は当時のシリーズの中で一番小さくて、パワーも一番小さい15Wのモデルです。でも部屋で使う分にはこれで十分。40年前、これをドラムスの友達の家に持って行って雨戸を締め切って爆音を鳴らしていました。
そんなJ-15ですが、少しは希少価値が出たかな?と思ってオクで落札価格を見たら・・・・・がっかり。全く価値は無いですね。1,000円とか2,000円とか、そんなもんです。こうなったら、あの世に行くまで使いまっせ。その頃には3,500円ぐらいにはなっているでしょう。
アンプ関連記事

コメント
いや~懐かしいですね
いいものを見せてもらいました、青春真っ只中ですよ
GS花盛りの良き時代でした、最近当時の若者がまた悪い虫が出てきて
グループを再結成してるみたいですね
以前聞きに行ったんですけど、もう懐かしかったです
青春時代が甦りました。
GSとなると私よりも上の世代だと思いますが、いずれにしてもロック=不健全=不良でした。バイクも三無い運動真っ盛りで、乗るなと言われると、ますます乗りたくなるという、ひねくれ者でした。
今の中高生もロック少年は居るのでしょうけど、なんかストリートダンスとかの方が盛り上がっている感じですね。もっとバンドやってほしいなぁ。
いやでも、40年経っても壊れませんね。スピーカーのエッジは全く問題ないし、コンデンサの液漏れも無いようです。まだまだ使えそうです。
昔の機器は丈夫ですね!
ガリオームは開放型のボリュームでは仕方のないところ。
他の部品が壊れていないのは凄いです。
40年前の15Wなら大出力だと思います。スピーカーはYAMAHA 30Wで余裕有るし。
トランスは電源用でしょうか。金属で囲ってありしっかり設計されているようにに見えますが、雑音防止のために外側へ出したのでしょう。
「大阪魂のパーツクリーナー」は安いのにちょっとした用途には良さげです。
プラグ接点の汚れ取りにも役立つ?
公開されている成分を見ても変な溶剤は使っていないので安心出来そうです。
今だったら、同じ15Wのアンプをチップで手のひらサイズで出来るんでしょうけど、昔の基板は40年経っても壊れませんね。
15Wって言っても、ほんとフルボリュームになんかしたこと無いし、小さいアンプで十分だと思います。(って野村のよっちゃんもYouTubeで言ってました。)
モノタロウのパーツクリーナーは何種類かありますが、いつもこのグリーンの大阪魂を買っています。色々使えて便利です。