ビンボー臭いネタですが、10年近く使ってだいぶくたびれた散歩用シューズを直しました。
擦り減ったゴム底を補修剤で肉盛りしたところ。
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アディダス(5年物)
いつ買ったのか忘れましたが、少なくとも5年は経っていると思います。
初めに靴を洗剤と歯ブラシで洗ってから、ゴム底の肉盛りと、合皮の色染めをしました。
ゴム底の肉盛りは、妻のブーツを直した時に使ったのと同じものを使いました。
セメダイン シューズドクターN 特殊ポリウレタン系補修材
盛り付け量としては少し(2-3mm)です。
バックスキン調の合皮がひび割れていたので、水で薄めたアクリル絵の具を塗りました。
修理完了。内側のかかと部分が切れてますが、犬の散歩ぐらいならまだまだ使えます。
3,980円ぐらいで買った靴ですが、とことん使いまっせ。(満足度:80)
ナイキ(10年物)
こちらはもっと前に買ったシューズです。10年ぐらい経っているかな。この靴も洗剤で洗ってから合皮の剥げた部分をアクリル絵の具で補修しました。
新品で買っても3,000円ぐらいの靴なんですけどね。
こちらも靴底にシューズドクターNを塗りました。
塗ってから1回履いてみたんですが、すぐにすり減ってしまいます。
柔らかめ? シューズドクターNの耐久性はイマイチです。
それから、ゴム底と靴本体が剥がれていたので、接着剤(ウルトラ多用途SU)で付けました。
履いてみた感じ、エラストマーが固くなっているのか、前側が滑る感じがします。
そこで、ここにもゴムを盛ろうと思います。
使うのはシリコンシーリング。DCMの安いやつです。
シリコンを塗るためのヘラを作ることにしました。
このような板物も3Dプリンターで作ったほうが楽。(と最近分かりました。)
Brim(周りの薄い層)は無くてよかったのですが、設定でOFFにするのを忘れました。
このヘラを使ってギザギザに盛り付けます。
シャッツ、シャッツと。
こんな。
完成です。
固まってから履いてみたところ、スタッドレスタイヤのようなグニュッとした感触です。雪の上では滑らなそうですが、アスファルトの上は気持ち悪いです。(満足度:60)
まとめ
くたびれたスポーツシューズ2足を修理しました。すり減ったゴム底の補修には「セメダイン シューズドクターN」が使えます。ただし、耐久性はイマイチな印象です。ゴム底にシリコンシーリングも試してみましたが、こちらは柔らかすぎてダメです。合皮のひび割れ色落ちについてはアクリル絵の具で問題無さそうです。
今度試してみたいのは「束職人」。束用の接着剤ですが、硬さが丁度良さそうと思います。
白い靴底なら束職人が使えるのではないかと思います。(勝手な想像ですが。)
コメント
さすがです
ここまでやれば靴も本望でしょう
と、言う自分も革靴をシューズドクターNで修復して使っています
革靴は、あまり使わないので修復後2~3年経っていますが
全然問題ありません・・これからも使いまっせ
ありがとうございます。
踵の減りなら肉盛りで十分ですね。
昔は金属の板貼ってましたけど、見なくなりましたね。
いつもブログ拝見させて頂いてます。いろいろ勉強になることが多く助かってます。
靴の修繕といえば、Shoegoo(シューグー)は試されたことありますか?
プーマのスニーカーのかかとがいつもバリッと剥がれるのでShoegooで固定した時は
他の靴用接着剤に比べて長持ちしました。
靴底に使ったこと無いので参考にはならないかもですが。
Shoegoo・・知ってます!
人生で最初に靴底直しに買ったのがShoegooでした。
その頃はまだこれしか市場に無かったです。
今見てみたら、色や硬さいろんな種類があるんですね。
いつか試してみます。
コメントありがとうございました。
うちは不透明2液式のエポキシ接着剤が大量に余っているのでコスパは悪いし使い方としてはあれですが使ってます。
弾力ないし滑るかもですが、かかとの減り位には・・・って感じです。
エポキシですか。耐久性は良さそうですね。
スポーツシューズよりも革靴に使うと良いかも?