川釣り用の浮きを自作しました。
写真では分かりにくいけど、派手な蛍光色です。
テンカラに代表される渓流釣りでの毛鉤の仕掛けは、地方によって昔から伝わるいろいろなものがあるようです。軽い仕掛けを遠くへ飛ばすために浮きを付けたら良いのではないか?という単純な発想から、即席で浮きを作りました。
削り出し
素材は12mmのバルサ棒。これをボール盤のチャックに挟み、木工旋盤のように回しながら、ヤスリや紙やすりを当てて、形を作りました。
定盤の穴で回転のブレを止めることができました。
短時間でたくさん作ることができます。
2本目。
切り離してできた、様々なウキ原型。
半分に割って、錘を詰めました。1~2g程度で、重心はいい加減です。
塗装
貼り合わせ後、サンディングシーラーにドブ漬けです。
指でくるくる回しながらペーパーで表面をならしました。
今回は9月の大型連休で試してみたいという事情があり、時間が無いので半分を乾きの早いラッカースプレーで完成させ、残りをじっくりとカシューで塗ることにしました。(カシューでの塗り、研ぎはこちらを参照)
ラッカースプレー仕上げなので、蛍光塗料を塗って研ぎ出して派手なものを作ってみようとイメージしました。
サフェーサー、白ラッカーで中研ぎした後、もう一回白で塗装。
ダイソーの蛍光スプレー、赤とオレンジを吹いたところ。
2コを黒で塗装して、320~600番で水研ぎしようと思います。
完成!
でも・・完全に乾き切る前に黒を塗ったので、縮んで(リフティングして)黒にひび割れができたり、指紋の跡が残ったり。(´д`ιι)
上下を黒で締め、クリアを吹いて完成です。指紋も模様と考えれば、まあ良しとしましょう。
失敗例
最初、ファルカタの角材から作ったんですが、中心がずれたり、オモリがはみ出したりして、全てゴミとなりました。バルサの丸棒から作ったほうが早くきれいに作れると思います。
ファルカタって削りにくいです。
全てゴミ。ファルカタはバルサに似ているけど、作りにくいです。
カシュー塗りバージョン
後日、カシュー塗りバージョンも完成しました。
こっちは上手くできました。
(2009-09-19 seuki)
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