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100均386マイクロギターアンプ第二弾

最初に作った直挿し型ギターアンプの第二弾として、ゲイン、マスター、ヘッドホンジャック付きに発展させたものを作りました。

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カラーリングはハードなイメージにしました。(鉄腕強打幾千度仕様)

ベースとなる100均素材はセリアで買った、ポータブル用ミニスピーカー[CY-329]。36mmのスピーカーが2個付いている薄型のタイプです。

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このままではアンプの部品が入りません。

分解の手順は、まずスピーカーをガードしているパンチングメタルを外します。キリなどで引っ掛ければ簡単に外れます。次に真ん中のネジを外せばケースが開きます。スピーカーは周囲をゴム系接着剤で 固定されていますが、隙間に爪を入れて引っぱれば外せます。

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出てきたのはプラスチック製のコーンでできたスピーカー。結構しっかりしています。

このスピーカーの後ろにはほとんど隙間がありません。そこで上下ハウジングの間にスペーサーのような枠を挟み込んで厚みを増やし、できたスペースに部品を納めるようにしました。

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6mmのABS板を切って、枠を作りました。(途中)

この枠に6.3mmプラグをねじ込んで固定できるようにし、さらに嵌め合わせの凹をプラカッターで彫り込み、凸をABS板を貼り付けて作りました。3つのパーツを合わせてから、スイッチ、ボリューム、ジャックの穴を開けました。

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プラグのネジをタップ代わりにして、枠にグリグリとネジを切りました

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部品固定のリブを取り付け、缶スプレーで塗装、完成したケース

アンプの回路は220μFと10μFを使ったタイプで、ゲイン、マスターボリュームはつまみ付きの半固定抵抗を使いました。 電池はケース内部のスペースを最大限使うため、A32を2本並列とし、電池ケースはCDケースを切って作りました。

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雑に扱うと導線のハンダ付けした部分がすぐに切れてしまいます。

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プラグに導線を半田付けし、音が出るか確認。あとは組み込むだけ。

導線が切れないように慎重に組み込み、ネジを止めて、パンチングメタルのカバーをはめ込んだら完成です。

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ヘッドフォンを使う時はマスターボリュームを下げないと、うるさくて使えません。

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3.5mmステレオジャックにヘッドフォンを挿すとスピーカーが鳴らなくなるように配線しました。

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ギターに挿すとこんな感じ。

音は1号機よりも少し大きく、音質もいいみたい。何よりヘッドフォンが使える点がいい。

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この一号機とアンプの回路は同じです。詳しくはこちら

【材料】

  • ポータブル用ミニスピーカー(CY-329) 105円
  • LM386N-1 50円
  • 16V-10μF電解コンデンサー 21円
  • 16V-220μF電解コンデンサー 52円
  • 2kΩ半固定抵抗 94円
  • 50kΩ半固定抵抗 94円
  • スライドスイッチ 25円
  • 単4電池端子(2コ) 44円
  • 6.3mmモノラルプラグ 115円
  • 3.5mmステレオジャック 85円
  • A32電池(2コ) 100円
  • ビニール線、基板、ABS板、缶スプレーは手持品

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(2009-09-16 386amp2)

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