このatomボードはファンレスでも使えるはずなんですが、風通しの良い状態でないとかなり熱くなります。今回はファンレス・静音PCを諦め、ボード付属のファンを取り付けることにしました。
ヒートシンクの半分だけファンが乗る苦肉の策。
PCを立ち上げた時点では45℃ぐらいですが、ケースのふたを閉めるとあっという間に80℃ぐらいに上がってしまいます(coretempで計測)。真夏の使用を考えるとやはりファンが付いていた方がいいはず。でも手前のDVDドライブが邪魔してヒートシンクの上に半分しか乗りません。
この状態でフタをしてファンを回しても大して冷えません。(70℃が精一杯。)
前側のDVDドライブの方から風が流れるようにダクトを作ることにしました。
1mmのアルミ板をバイスに挟んでゲンノウで叩いて製作。
さらに元々PSXに付いていたケースファンも回すことにしました。
7V仕様のファンですが、5Vコネクターに繋いで、ゆっくり回します。
2つのファンによる冷却効果は中々のものです。ファンの音はほとんど聞こえない上、50℃台で安定しています。
風は両脇のカバー合わせ目を通ります。左から入って右から出て行きます。
PSXは後側にゴム脚が付いていて縦置きでも使えます。
ポートが少し奥にあるのはコードが床に当たらないように考えらているようです。
PSXの筐体にPCを詰め込むというプロジェクトはこれで一応完了です。(ケースの前蓋の中にスイッチやUSBポートが付けられますが、使う予定がありません。)
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(2012-03-31 psx5)
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