iMacの中味を取り外し、アルミフレーム一枚になったらマザーボード、電源、アンプ、ドライブを取り付けます。
ディスプレイを繋げばPCとして使える状態になりました。
アルミフレームに配線を通す穴を開け、マザーボードを固定するための台座を取り付けます。パーツを固定する方法は、元々開いている穴にネジを通してとナットで止めるか、M3のタップを切って止めるかで対処しました。
マーザーボードの台座はアルミの角棒にタップを切って留めると簡単です。
アンプはエレコムのスピーカーアンプの基板を載せることにしました。これを選んだ理由はスピーカー径が3cmでapple純正スピーカーの代わりになりそうだったからです。
6cmサブウーファのエンクロージャーに内蔵されているアンプ基板を取り出します。
基板を固定するフレームを作り、ボリュームスイッチの根元からコードを前に伸ばしました。
フレームの材料はコレ。ホームセンターで入手できるABS素材です。
ボリュームスイッチはヘッドフォンジャックの穴にボタンが嵌るような形で取り付けます。元々の金具に作った基板を取り付けて、それをフレームに固定します。
タクトスイッチはボタン長が10mmあるタイプ。このスイッチは自作に便利です。
アンプ電源は6V。以前作ったDCコンバータを使ってPC電源から供給してみました。
電源は以前使っていたAopenの200W小型電源。アルミ板を曲げて作った固定金具でフレームにネジ止めします。
基板から取り外した100Vソケットをフレームに取り付け、それに電源コードを繋げました。
アンプの電源はPC電源から取るつもりだったんですが、このアンプは電源を切ると音量が0にリセットされてしまうということが分かりました。仕方なく付属のACアダプターで常時通電するように設計変更しました。
100均延長タップ。リングスリーブで圧着しました。100Vの箇所は特に注意です。
ACアダプターをテープで固定し、電源の風が上に流れるようにルーバーを取り付けました。
光学ドライブはスロットローディングのDVDを買いました。新しいドライブは小型化が進んでいるので、大きさを合わすための金具を作る必要がありました。
左:純正CDとの大きさ比較。右:スリムドライブ用のブラケットにL字アングルを取り付け。
フレームに固定完了。
スレーブ切替付きのIDE変換基板を取り付け。HDDも固定完了。
電源スイッチとLEDランプを作り直しました。LEDはパワーランプとHDDランプを兼ねるように、RGBフルカラーLEDを使いました。R:HDD、G:N/C、B:POWERとして接続します。
左はiMac純正基板。ケーブルはIDEを切って使い、端にピンソケットをハンダ付けしました。
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(2012-05-04 imad_base)
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