スーパーカブの純正サイドスタンドはしっかり確認しないと車体が前に進み、サイドスタンドが後ろ方向にズルっと回転して車体が倒れることがしばしば起こります。
ズルゴケしにくい西本パワースタンドⅡ NK-142と交換しました。これで安心。
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そもそも
サイドスタンドを交換しようと思ったのは、先日家から10kmほど離れた所で上記のズルごけを起こし、その拍子にチェーンが外れ、冷や汗をかいたことがきっかけです。
チェーンカバーを外すことができれば、直せそうなんですが、工具を積んでなかった!
近くのバイク屋を探して押して行くか、レッカー頼むか・・・と考えていたのですが、工具さえあれば何とかなりそうなので、現場近くのダイソーまで歩いて工具を買いに行きました。
その結果、330円のモンキーで命拾い。
立ちごけの被害。 この事件がきっかけで、チェーン交換しました。
西本パワースタンドⅡ
ということで3rdパーティの強化型サイドスタンドを買いました。
西本工業 NEWパワースタンドII
確かに剛性感あり。
ダルマ:自転車でよく見る、パイプの内側で締め付ける金具。
交換作業
このパワースタンドは純正サイドスタンドとは別の所に取り付けます。スウィングアームの軸とその後ろの孔を使って取り付けます。
純正スタンドよりも後ろに付くので安定するみたいです。
スウィングアーム後ろの孔にキャップが付いているので、これを外します。
パワースタンドにダルマを取り付けます。が、バネが邪魔してダルマのボルトが入らない。
スタンドを90°回転して、長穴を露出させます。
手締めでダルマを長穴に取り付け。
スウィングアームの軸を抜きます。軸孔がズレると後が面倒なので、そうろと。
ワイヤーブラシで軸を掃除し、グリスアップします。
ヤベっ。軸を抜いた時にどこかからポロっとワッシャ(カラー)が落ちてきました。
これがどこに付いていたのかをネットで調べるのに30分のロス。
落ちてきたのは12番の部品のようです。
マフラーを吊っている黒いステーの裏側に入っていた部品でした。
一旦ボルトを引っ込めてステーとスウィングアームの隙間にカラーを潜り込ませてボルトを通し、ワッシャとナットを締め込みます。
ダルマ側のボルトを締め込んで、取り付け完了。っと思ったら純正スタンドが当たってます。
取説に書いてある通り、純正サイドスタンドを外すことにしました。
西本パワースタンドⅡは純正サイドスタンドと比べ、安定感が全然違います。(満足度:90)交換作業で気をつけることは、カラーの付け忘れですね。
今後の保険として車載工具も買いました。これで安心。曲がったステップを直さなきゃ。
コメント
この際、純正の可倒式ペダルなんてどうです?
もうコケることは無いと思うので優先順位は下がりますが
可倒式もいいですね。
プレスカブや郵政カブと同じ仕様(取り付け位置)なんですな。
最近は(もうだいぶ前から?)、バイクも車も”車載工具”なんて付属していないんですね。
したってもマイナスドライバーを持っていただけ(車やバイクに積んでいただけ)で即検挙されるんですから、世智が辛い世の中ですなぁ…。
プレスカブと同じとは聞いていましたが、郵政カブもですか。
40年前に新聞配達手伝って、雨の日に道に新聞ばら撒いたことがあります。
郵便物だったら大変ですね。
車載工具はあった方が安心です。1,500円ぐらいで売ってるんだから安いもの。
でも入れる所が考慮されていないとダメですね。
四輪も最近はスペアタイヤ付いてないっていうし。(と言っても今までパンクして使ったことは一度もありません。)
製造元メーカ- もミスが有るという元に繋がりましたね>?
もしかしてリコールになるんじゃないでしょうか?(荷台の重さ&バランス等をメーカーもそこまで考えてなかったんでしょうか)
リコールになれば大問題でね
荷台には想定50KG位高さなども設定が決まっているはずですが(免許)更新のの教本で見た記憶ありです。後付設定なので非純正品製品? 本来はメーンスタンドで多分設計されているんでしょう?考えても補助スタンド不安定ではとかんがえらますねまた自転車の1本式スタンドも不安定ですね これと同様と考えられます。
電チャリも最近のものは皆安定し易い形式になってます.(制式名不明ですが)(若干重くなりますが工事現場じゃないけれど安全には安全第一です)
最新のカブは知りませんが、50年以上前からこの弱点は変わっていないので、リコールは無いと思います。
スイングアームにスタンドを取り付けること自体、設計的に良い感じはしませんが、それ用の穴があり、キャップがされているということは「日常的に重量物を載せるならそこにスタンドを付けてね」ということなんでしょうか。
元々西本工業のような会社が作ったスタンドをホンダが仕入れているのかもしれません。