1年前に買ったCO2ボトルなんですが、昨年の秋頃から炭酸が出来なくなっていました。正確に言うと、いつも通りに重曹とクエン酸を混ぜても一目盛り程度しが針が動きません。
これまでは1回反応させると18kg/cm2ぐらいまで針が動いていたのですが。
漏れ発生?
元々はアクアリウム用のCO2発生器なのでバルブの先に「バブルカウンター」というCO2の泡を少しずつ送り出す調節器が付いていました。
飲料用の炭酸を作るにはコレは要りません。この部分をカプラに交換しました。
タイヤ用のエアガンで、PETボトル内の液体にCO2を注入する装置です。
このカプラ部分が長いので、どこかに当たってネジが緩んでしまったみたい。
シールし直し
水平方向のネジ部分で一旦取り外して、シールテープを巻いてから取り付けてみました。ネジが止まる所まで締めると、カプラーが下を向いてボトルの肩に当たってしまいます。
真上を向く位置だとゆるゆるですが、この位置で接着剤で固めることにします。
ちょっと高いけど、ロックタイトのねじロック243を買いました。
やり直し出来ることを考えて、中強度の243を選択。
「嫌気性」、「チキソ性」というのがこの接着剤の特長です。
24時間後、ガッチリ固まりました。簡単には回りません。
外にはみ出した青い部分は固まらず、拭き取れます。(嫌気性)
漏れチェック
いつも通りに重曹とクエン酸でCO2を作ります。そして蓋をしてから空気漏れが無いかをチェックしてみます。
漏れチェックは石鹸水でも良いですが、手軽なスプレーがあったので、これを使います。
CO2発生用の重曹とクエン酸を測ります。
お皿を乗せて、風袋引きしてから粉の分量を測ります。
重曹を100g。
これをCO2発生器ボトルに入れておきます。
クエン酸は76g。
クエン酸をラップに包みます。(CO2の発生を遅らせるため。蓋するまでの時間稼ぎ)
ボトルに入れやすいように2つに分け、細長い形にします。
ボトルに150ccほどのぬるま湯を注いで重曹を溶かした後、クエン酸を投入します。
蓋を締め、ボトルを振った後、リークチェックスプレーを吹きかけます。
どうやらエア漏れは無いみたい。
まとめ
しばらくしたらゲージの数値が正常な所まで上がってきました。
エア漏れは治まりました。
ボトルの横方向に繋がるネジはネジロックのような接着剤で固められています。なので、もしもここが緩んで、上に向いた接続部が前後に傾いた時はエア漏れする可能性があります。
もしもそうなったら、横方向に繋がるネジ部を一旦取り外して、接着剤のカスを取り除き、脱脂してから「ねじロック」などの接着剤で固めればエア漏れは解消します。
コメント
もちろんoink! さんに置かれては釈迦如来と存じますが…、高圧エアー系の工作は”マジ”で危険です(数Kg/cm2でも怪我じゃすまない可能性も蟻ます)ので、もしやoink! さんの真似をされようとされる方などは重々お気をつけ下さいね!。
溶接工時代には、エアータンクや高圧系の配管等もいっぱい作った(そして破壊もした^^;)ワタクシです。
気をつけるのは当然ですが、重曹とクエン酸から炭酸ガスを作るなら、
このボトルが一番良いと思います。市販品では中々イイのが無いですよ。
釈迦如来=☓ 釈迦に説法=❍ ハハッ ^^;)
(^_^) v
そうなんですよね、市販品で良いのが無くて困っています。
シールテープの巻き方は人によって言ってることが色々なので何を信じていいのかよくわからなくなります。ネジロックは良い方法ですね。
思い切り締め付けるならシールテープでもエア漏れなく使えると思います。
ガス管用のヘルメシールを併用するのも良いらしいですね。
ネジが緩いまま隙間を埋めるなら接着剤しかないですが、ねじロックは金属イオンに反応して硬化するという点で信頼感があります。エポキシで固めなくて良かったです。