やり方を毎回忘れてしまうので、やよいの青色申告からe-Taxでデータを送る手順をここに書いておこうと思います。2023年度分のアップデータが来たのですが・・・
やよいの青色申告23ではマイナンバーカードをスマホで読み取る方式に改悪されています!
e-Taxで申告する手順
事前準備
- 最新版の確定申告の手引き(pdf)をダウンロードして、変更点などを確認する。
- e-taxが使えるように、事前準備セットアップ(最新版)をインストールする。※
※何度もインストールしているのに「e-Taxソフト(WEB版)の構成に問題がある可能性がありますので、e-Taxソフト(WEB版)の事前準備セットアップを再度実行してください。」と表示される場合は、windowsを再起動すれば解決します。
青色申告書を仕上げる
銀行口座残高、カード支払いの未払金チェック等、通常の仕分けが済んだら、減価償却資産の振替、家事按分、決算仕訳し、帳簿を完成させる。
青色申告決算書(一般用)のアイコンをクリックして作成開始。
e-Taxで提出する場合は、青色申告特別控除額が65万円となるように[申告メニュー]>
[申告設定]で設定する。提出する日付もここで設定する。
帳簿から自動的に金額が入るので、おかしな所が無いかチェックする。画面では分かりにくいので、4枚を紙に印刷して確認したほうが良い。問題なければそのまま控えとする。
確定申告書を仕上げる
青色申告書が完成し、所得税確定申告書のアイコンをクリックして確定申告モジュールを起動すると、収入金額等が青色申告書から自動的に転記されているはず。
第一表では特に追記する所は無い。
第二表で、源泉徴収された金額や、保険料控除部分を記入する。
生命保険料の控除は各保険会社から送られてくる控除証明書の金額をそのまま記入する。
控除証明書通りに新生命保険料と介護医療保険料に分けて記入すべし。
控除額(最高12万円)が自動的に計算され、第一表の左下部分に転記される。
確定申告書も、紙に印刷してチェックする。問題なければそのまま控えとする。
e-Taxでデータを送る
冒頭に書いたように、やよいの青色申告23では、ICカード読み取り対応スマホを使っていることを前提としたプログラムに改悪され、使い勝手が悪くなりました。
今まで通り、カードリーダーをUSBに挿してデータを送る方法をここに書いておきます。
上のメニューから、e-Taxデータの書き出し(e-Taxソフト取り込み用)をクリック。
e-Taxデータを書き出し、国税庁WEBサイトから操作してアップロードするという流れです。
e-Taxデータ(.xtx)は、YayoiのExchangeフォルダに書き出されます。
ICカードリーダライタをUSBに挿して、e-Taxソフト(WEB版)にログインします。
真ん中の申告・申請・納税をクリック。
「作成済みデータの利用」から[操作に進む]をクリック。
PC内に書き出した.xtxの在り処を指定して[次へ]
送信出来たことを確認して、e-Tax完了です。
やよい23改悪!
昨年までは、やよいの青色申告からe-Taxデータが送信できていました。ところがv.23からはマイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンが必要なんだと。
利用者識別番号は昨年の送信控えから見つけました。 暗証番号?? 知らんがな。
仕方がないので、カードリーダーでe-Tax 受付システムに入って、作り直しました。
暗証番号を設定後、最初からやり直して、「電子証明書の登録に必要な情報」まで来ました。
やっとここまで来たのに
「弥生 電子署名」アプリと、対応スマホが必要なことが発覚!
余計なことするなよ。ったく。 (2次元コードは改変済み)
メモ
- 青色申告決算書の様式は変更なし。
- 確定申告書は「公金受取口座」に還付する方法が追加された。
- 改悪やよいを次年度も8,800円支払って更新するかどうか考え中。(期限2/21)
コメント
自分とこはこの20年、確定申告は税理士さんに丸投げしてました^^:)。会計ソフトの更新料+あるふぁ程度の料金で、てきとぉ〜な帳面からサクサクと申告書を作成して頂け大変有り難かったです。
それも昨年末をもち(なんちゃって)自営業を廃業しましたので、本年より晴れて(?)名実ともに”無職”になってしまいました!(まぁ…異世界行ったら…逝けたら本気出しますわ ^^)。
廃業・・・・・*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ
弥生は20年使っていますが、操作が20年前と変わらないので止められません。
薬漬けのようにして、毎年サブスクで稼ぐモデルに変わってきました。
そして、しれっと10%値上げしてるし。はっきり言ってイメージ悪いです。
電子署名を読み込めるスマフォを持っていないので、最後の最後でつまづき、泣く泣く紙面提出に変えた者です。
去年はe-taxできたので、控除10万円の違いはかなり悔しいですわ。
対応スマホを持っていない人のe-tax利用は、かなりめんどくさそうなので、来年どうしようか思案中です。
カードリーダーがあればそう難かしくないです。
ただし、ワンアクション増えるのが腹立ちますけど。
来年どうするか迷いましたが、申告用紙が変わる可能性が高いので結局更新しました。
手間が掛かりますが、確定申告等作成コーナーで書き写す方法なら、
e-taxの65万円控除は受けられます。再来年からはそれにしようかと考えています。