10年ぐらい前にデジタル化で使って以来、押入れにしまってあるターンテーブルがあります。ちょっと引っ張り出してみたんですが、折角なんで綺麗にして整備しようかと。
1981年製のテクニクス SL-D303。40年近く前の製品ですが、特に問題なく動きます。
ダストカバー
今回手入れするのは主にダストカバーです。このカバーは本来透明ですが、ブラウンスモークのように茶色く汚れています。使っていた当時の汚れですね。
この汚れをマジックリンやクレンザーで綺麗にしたい。
それともう1箇所、ダストカバー開閉のヒンジ部分の樹脂が片方折れています。
ベロの部分が折れてしまっています。その欠片はもう残っていません。
ここに樹脂板を繋いで元通りに修復したいと思います。
修復作業
まずはカバー側の折れた部分をヤスリで整えます。そしてそこにプラスチックの板を継ぎ足すわけですが、2本のリブ部分も継いだ板と接着すれば強いのではないかと考えました。
リブの部分が2mmぐらい重なるようにベロを削ります。ここに3mm厚の板を接着します。
t3の板が無かったのでt2のアクリル板にt1のスチ板(CDケース)を貼り合わせました。
リブの部分にCDのスチ板を接着して隙間を埋めてから、ベロのt3板を付けました。
接着部分が固まったら、ヤスリで形を整えて完成です。
磨き上げ
折角なのでダストカバーを磨こうと思います。まず初めにマジックリンで油汚れやヤニを落とし、その後100均のクレンザーやコンパウンドで磨き上げます。
クレンザーはダイソーの(白い方)を使いました。
くすみが取れて、映り込むようになりました。
Before
After
欠けていた所が直って、綺麗になりました。
ガッチリ付きました。これで今後気持ちよく使えそうです。
今回レコードプレーヤーを触っていたら「アンチスケーティング」とか、忘れかけていた用語を目にしました。またちょっとレコードをかけてみたくなってきますね。もうウチにはフォノ入力付きのアンプが無いので、フォノイコライザーを通してAUXに入力する形になりますが。
レコードクリーナーとか今も普通に売ってるんですね。あの独特な匂いをまた嗅いでみたい。
コメント
レコードプレーヤーですか、懐かしいですね
確か我が家にもありますよ
以前レコードをMP3にしたことがあったんですけども
変換している途中で、いきなり回転がおかしくなりました
あちゃー壊れたと思って、調べたらどうもトランジスタが壊れたみたいでした
早速、分解してごちゃごちゃやってる間に、突然現象が消滅しました
それ以来、再発してません???です
まあ、壊れたら部品は用意してあるので、いいんですけども
なんか、消化不良を起こしてるみたいで変な感じです
勝手に直ったというのは一番イイんじゃないでしょうか。
ベルトが伸びたとかなら私でも直せますが、電子部品がイカれたとなると、もう無理です。(パンクした電解コンを交換する程度ならなんとか)このプレーヤーはダイレクトドライブなんで、回転がおかしくなったら諦めます。
なんかレコードの生産と売上が伸びているみたいですね。
西新宿のレコード屋も復活してほしいです。