11年ぶりに新しくなったPCですが、2006年製のケースはフロントUSBが2.0です。別途USB3.2のハブは用意したのですが、一応これも高速なUSB3.0に改造することにしました。
USB2.0は最大480Mbpsですが、3.0にすると最大3Gbpsに高速化できます。
基板面直型
このケースの基板はUSBポート(メス)コネクタが基板に対して垂直に付いています。
上の基板がUSBとオーディオの入出力用。
ネジ止めタイプのUSB2ポートコネクタをAliで買いました。
基板に角穴を開けて、ネジとナットで固定しようと考えました。
ところが、ネジの耳部分がケースに固定するネジ穴と重なっているため、使えません。
ということで、いつものハンダ式コネクタを使うことにします。
通常はこのように基板に平行に取り付けます。(以前の2.0→3.0改造記事)
設計&加工
もう一つ別の基板を垂直に立てて、それをハンダで固定し、そこにUSBコネクタをハンダ付する形にしようと思います。
3次元で検討し、2次元図面に変換します。
ケースから取り外した基板。プリントした2次元図面を貼り付けて加工します。
まずはハンダゴテで不要なコネクタ類を外します。
生基板に図面を貼り付け、Pカッターやミニルーターで切り取ります。
垂直に立てる基板が完成。
元の基板を図面通りにカットし、垂直の基板をはめ込みます。
レジストを削り取った後、ハンダでガッチリ固定しました。
USBの足を垂直基板にハンダ付けすれば完成です。
上出来!
取り付け
フロントパネルの裏に元通りにネジ止めします。
ケーブルを3.5インチストレージが収まるスペースを通し、マザーボードに接続します。
3.0の青いポートとなりました。(満足度:90)
でも・・・
更に高速なUSB3.2 (10Gbps)のハブを取り付けたので、基本的にこちらを使うと思います。
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