腕時計の分解は初めてなのでネットで色々調べました。分かったことは
- 竜頭(巻真)は中のボタンを押しながら引けば抜ける。
- パーツはベンジンで洗うと良い。
- 注油して組み直すが、場所によってオイルの粘度や量を変える。
- 色んな専用工具が売っていて、入手も容易。
- 着磁していたら、消磁器に入れてボタンを押せば一瞬で取れる。 等々。
覚えるべきことがたくさんあるし、細かい作業も簡単じゃなさそうです。ハードルは高いですが、とりあえずバラしてみます。一応戻れるように要所要所写真を撮っておくことにしました。
10年以上前に拾った時計。[ALBA Success Vintage]
裏ぶたを外して電池を抜いた状態。
金属のカバーと水晶、コイルを外しました。
竜頭はオシドリという部品を中心方向に押せば抜けました。
歯車の軸受けを外しました。後で分かったのはここを元通りに組むのが超難関ということ。
大体外せました。竜頭の入る所に残っているのはツヅミ車という部品。
針を抜いて、文字盤が外れました。
外した部品はビーズケース(@ダイソー)に順番に入れて行きます。
続いて月の満ち欠けを示す円盤を外します。C管を抜けばいいのですが、ピンセットが上手く入りませんでした。仕方なく円盤の裏にドライバーを入れて持ち上げたところ、C管はどこかに飛んでいってしまいました。もう元通りには戻りません。
カレンダー側の部品を外していきます。(こっち側の面を先にバラすのが正しいようです。)
残りはピンセットで摘めば簡単に外れます。
裏表の部品を全て外せました。
ここからは部品をベンジンで洗って組み直すのですが、C管を紛失したことですっかりやる気を無くしてしまいました。洗浄は省略して、とりあえず元通りに組み直すことにします。
歯車の軸を1枚の板で押さえるのが難し過ぎます。何回やっても上手く行きません。
穴の開いている車と、右のステップローター(磁石)がホゾに上手く嵌っていない模様。
このあと元通りに組んで行きましたが、その過程でネジを2つ紛失してしまいました。ピンセットで挟み損ねると蚤が跳ねるようにして消えてしまいます。一応全部組み上がったのですが、歯車が噛み合っていないようで竜頭を回してもちゃんと動きません。 完全に自信喪失です。
U-BOATブログさんに色々アドバイスいただいているのですが、中々コツが掴めません。
このALBAは5個の軸を樹脂の板で留めますが、TYPE IIは4個の軸を金属の板で留めるので少しは楽かもしれません。あとは部品の紛失に気を付ければ何とかなるかも?
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(2013-12-13 /alba_oh)
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