ドラレコやFMトランスミッターなどシガーソケットから電源を取る機器が増えてきました。今後更に増えることも考慮し、運転席の下に置く6連シガーソケットを作りました。
シガーソケットの他にUSB5V電源も取れるようになりました。
構想設計
現在は市販の3連シガーソケットを2つ繋げて、5連ソケットとして使っています。機能的にはこれでも問題ないのですが、もっとスッキリ、スマートにさせたいところです。
シガーソケットのタコ足配線はいただけません。
マリン用の汎用品が取り付けられるケースを作ることにします。
こういうパネルに取り付けるタイプのシガーソケットはAliで$1程度で入手できます。
3Dプリント
まずはモデリング。最低でも5個は付けられるようにしたい。3Dプリンター(i3 Mega)で作れるサイズで考えると、最大で6連となりました。
パネル側とカバー側の2つのケースで構成します。
W243×D43×H65 45°回してベッドに配置すればプリント可能です。
CuraからABSで出力します。
割とキレイにできました。
後ろのカバーも同様に出力します。
問題なし。OKです。
割と大きいです。
組み立て
市販のシガーソケットユニットを穴に通し、ナットを締め付けて固定します。
常時使うソケットは4個なので、残り2つはフタを付け、1つはUSB5V電源としました。
シガーソケット(LOCK POINT)の向きは2通りにしてみました。
プラス同士、マイナス同士を繋げます。プラスにはヒューズホルダーを付けました。
本来はコネクタが良いと思いますが、高さを抑える事もあり、ハンダ付けに。
ケースは左右からタッピンねじで固定しました。あとは今まで使っていた3連シガーソケットと差し替えるだけ。
まとめ
6連シガーソケットケースができました。このタイプの市販シガーソケットは抜け止めの凹みが付いているのが気に入っています。パネル取り付け式の製品はシガーソケットの他に、USB電源(充電器)や電圧計などがあるので、好みに合わせて取り付け可能です。
問題なく機能しています。写真は電気が来ていることが分かるように立てていますが、普段はシートの下に横向きに置いておくので見えません。
STLデータをThingiverseにアップしたので、使いたい方はご自由にどうぞ。
コメント
3Dプリンタがまたもや大活躍ですね!
私の場合、買い物程度しか乗らないため、車で充電など行う機会が有りません。
しかし、シガーソケットが運転席左側に有って機器を繋いだとしても見づらいから延長する部品を探してみました。
2000円程度で便利なものが有るのですね。ソケット3連、USBx4個でQC3.0対応も一個付いているし、買っても良いかなと思い始めています。
バッテリー電圧表示付きの [Lukemoz 180W シガーソケット 3連 急速充電QC3.0 4つのUSBポート]
用途に合った製品が市販されているならそれを買うのがイイですよ。
この自作品の売りは好きなユニットを組み合わせられることと、抜け止め付きのシガーソケットが付けられることです。
シガーソケットはすぐに緩むので、いい加減DC12V用のコネクタを規格化してほしいものです。