JAXMAN E2という、コンパクトなライトをレビューします。LEDは色温度4000ケルビンのNichia 219Bで、CRI90の高演色なタイプが使われています。
パッケージは、ややガサツな感じですが、どうせ捨てちゃうし、まあいいでしょう。
中身は本体の他、ストラップと、スペアOリング2個と取説(中文/英文)。
外観
まず目を引くのが、この色です。商品説明にはグレーと書かれていましたが、パープルがかっています。ハイライトがきれいで上品な感じ。
加工は高精度で、全く問題なし。 Z1もそうですが、JAXMANの製品は中々高品質ですね。
スイッチはテールのみ。テールスタンドも考慮されています。
サイズ:長さ117mm×直径24mm 重さ:80g(電池を除く)
LEDはCree XML2(6000-6500K)、Nichia 219B (4000K or 5700K)が選べます。今回は高演色90CRIという点と、4000Kという色に興味があったので、迷うこと無く決めました。
Nichia 219B (4000K) リフレクターはオレンジピールです。それと、ガラスを押さえているOリングは、さりげなく蓄光タイプが使われています。
本体は3つに分解できます。電池接点や基板の作り、ネジ切りの精度も高いです。
仕様
- LED:Nichia 219B ウォームホワイト/色温度4000K/高演色性CRI90
- モード:5モード Low(20lm)/Mid(130lm)/High(350lm)/Strobe/SOS
- 材質:アルミニウム合金HA3グレード
- 電池:1×18650 フラットトップ(長さ65mm以下)
- 保護等級:IPX-6
- 耐衝撃性:2m
※ランタイムは記載がなく、不明です。
スイッチ操作
- テールスイッチで点灯/消灯
- 半押しでLow→Mid→High→Strobe→SOSの順にモード切替(メモリ機能はなし)
比較
持っている18650のライトを並べてみました。この小ささは中々イイ^^
左からTHRUNITE TN12、同TC12、JAXMAN E2、MANKER E14+延長チューブ
光色がそれぞれ違います。JAXMAN E2の4000Kは赤味が加わった、私の好きな色でした。
JAXMAN E2の日亜219Bは演色性が高い(90CRI)ということなので、比較してみました。写真は頭上にそれぞれのライトを持って撮ってみましたが、露出その他、設定が難しいです。
右下のMANKER E14も219Bですが、色温度は5000K。CRIは記載無しでした。
光色は赤味が加わってイイ感じ。でも演色性がイイかというと、良く分かりません。
ガラスのARコートの影響なのか、紫に光るのがちょっと気になります。
3m先を照射 (写真はいつもと同じく、iso1600、ss1/60、f8)
1m先を照射
周辺光がきれい。
まとめ
まず、使われているLEDがNichia219Bで、4000K/CRI90という点に興味があったのですが、4000Kについては自分の好みの色で満足です。上の写真では中心部がすごく黄色いですが、実際の感じはこれほど黄色には感じません。90CRIの高演色性については正直なところ、よくわかりません。このライトで照らして塗料を調色する訳ではないので、そこまで演色性の要求はしませんが、実際調色に使うのは難しいように思います。(色温度がもっと高い方が色は正確に見えるのではないかと思います。)
ライトの製造品質は非常に高く、満足できるレベルです。LEDも日亜の高性能品を使っている割に価格も抑えめで、お買い得かと思います。
最近私が使っているライトは18650*1が多いのですが、このJAXMAN E2が今後一番使うライトになりそうです。コンパクトで仕上げもいいし、犬の散歩用にピッタリです。
コメント
う~ん
電球式の懐中電灯は、もう時代遅れでしょうか
・・・・。
高性能な電球色のLEDもありますからねぇ・・
それにしても発光ダイオードの進歩は凄いですね。