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JAXMAN Z1 (CREE XML2)

JAXMANという中国メーカーの26650を使ったズームライトです。このJAXMAN Z1は、LEDがCREEのXML2と、XHP50の2タイプがあるのですが、今回はXML2の方を選びました。

amazon購入、中国発送です。注文から9日で到着しましたから、割りと早いです。

CREE XML2 LED Warm White(4000-4500K)+延長チューブの構成

本体、ランヤード、18650用スリーブ、スペアOリング、取説 + 延長チューブ、電池接点

外観

本体の加工精度は高く、よくある安いズームライトとは一線を画している感じです。ガラスレンズも良く磨かれた、カメラ用レンズのような精密感があります。透過率98.5%とのこと。

-ZOOM+の所を回転するとレンズが前後に動きます。スポット←→ワイドは3回転で端から端まで移動し、動きもスムーズです。

PP製のレンズカバーが付いていますが、梱包用の捨ててしまうカバーのような安っぽさ。

本体が高精度に作られているだけに、この部分が惜しい。

ZOOMのリングと本体側にある縞々はネジ山ではなく、意匠的なスリットです。

スイッチはテールのみ。テールスタンドも可能です。

仕様

  • LED:CREE XML2
  • バッテリー:26650/18650 フラットトップ(長さ65mm以内)1本or2本
  • 入力電圧: 3.0-4.2v
  • 最大動作電流: 3000mA
  • プロテクション:逆接保護、低電圧表示、過放電保護
  • モード:5モード/3モード切り替え
  • 全光束:1000lm
  • ランタイム:High/100分
  • 距離:220m
  • 防水:IPX-6
  • メモリー機能搭載
2つのモード

グループ 1:  5-Mode (high—mid—low—fast strobe—SOS strobe)

  • High Mode 100%:  1050lm
  • Mid Mode   50% :  600lm
  • Low Mode    5% :   60lm
  • Fast Strobe :100 Hz
  • STANDARD SOS

グループ 2:  3-Mode (high—mid—low)

  • High Mode 100%:  1000lm
  • Mid Mode   70% :  800lm
  • Low Mode  30% :  200lm
グループ1←→グループ2切替

Lowモードで点灯させ、5秒経つと2回点滅し、もう1つのグループに変わります。

130mm(最短) x ヘッドΦ53mm x ボディΦ32.5mm 重さ: 307g  (電池を除く)

LEDはCREE XML2。色温度4000K-4500K 演色性は不明です。

リフレクターは無く、カメラのレンズのような雰囲気。

使用電池は65mm以下のフラットトップとのことですが、68mmのThruNite保護回路入り18650が入りました。特に問題なく使えるみたいです。

光色は中心付近が自然な白で、レンズの外側が黄色っぽいです。

延長チューブ追加

延長チューブを付けると明るさは変わらず、ランタイムが伸びます。電圧が2倍になった分、定電流で取り出すと、電圧が下がるまでの時間が稼げるということなんでしょうか。

225mm x 53mm x 32.5mm(長さ x ヘッド径x ボディ径)

High(1000lm)で5000mAhの電池を使った場合、1本で約100分→2本で約3.5時間に。

ちなみに、LEDが20WのXHP50バージョンは動作電圧が高く、2本使用が必須です。

2本の電池の間に挟むため(?)の電池接点が付属していますが、これを挟まなくても特に問題なく使えました。短い電池で2本が届かない場合に使えば良いのかと思います。

比較

持っているライトで大きさ・重さが近いものにMANKERのU21があります。ズームライトではないので、Z1と比較すればズームの特性が良く分かると思います。

MANKER U21: 最大出力1300lm(1.25h)、到達距離700m、重量290g(電池除く)

照射テスト

まずは約1m先の足元を照らしてみます。ZOOMのダイヤルをワイド端にすると、明るさが均一な円形に照らされるので、非常に見やすいです。

色味はレンズの外側が黄色っぽいです。ZOOMダイヤルをスポット方向に回すと、黄色味が消えて、自然な、嫌味のない白に近づきます。

MANKER U21の場合。見易さで言えばズームのZ1の方がだいぶ上ですね。

ZOOM切替

7m先を照らしてみます。写真は上からスポット-中間付近-ワイド。

スポットだとLEDの形がそのまま投影されます。ZOOMを中間付近で使うと色が良く、このライトの性能を一番発揮しやすいように思いました。(写真の真ん中参照)

MANKER U21。こちらは「飛び」に特化したようなライトですね。

まとめ

初めてのズームライトですが、思ってた以上の光り方で気に入りました。明るさが均一な円形に照らされるのは見やすく、使いやすいですね。CREE XML2のWarm Whiteは4000K-4500Kとのことですが、黄色過ぎず、白過ぎず、丁度いいぐらい。個人的には好みの色です。レンズの外側が黄色っぽくなるのがちょっと惜しい所です。

ズームライトというカテゴリーの中では高価格帯に位置すると思いますが、高いだけあって、本体の加工は高精度で、レンズの質感もすばらしいです。それに対し、レンズキャップや18650用のスリーブの成形が良くないです。この点が勿体無い。レンズキャップの遮光性は良いので、キャップをしたまま点灯して電池切れ、ってことの無いように注意が必要です。

操作面では5モード/3モードに切替できるのが良いと思います。切替はLowで5秒点けると2回点滅して切り替わりますが、Lowで使う度に切り替わってしまうのは、改善してほしいところです。長押しで切り替わるとかでいいと思うんですけどね。

あとは、普段使いにはちょっと重いかな。まあレンズやズームリング分のパーツが増えるので仕方ないですが。逆にこの重量感が高級感を感じさせるようにも思います。

コメント

  1. OJISAN より:

    こんにちわ
    すごいLEDライトですね、この明るさは尋常ではありません
    電球型のライトの時代は終わりましたかね
    単一が六本入っていて、重たいライトを点灯してお~明るいとか言って
    夜空を照らして光の帯を見ていました・・・時代がわかっちゃいますね
    でも、電流がすごいですね5Aでしょ、びっくりです
    あ、それと318i健在ですね、よかったです。

    • oink! より:

      明るさだけを求めるなら、多分もっと凄いのがたくさんあると思います。
      このライトはやっぱり、真ん中が明るくない円形の光が魅力です。
      舞台のスポットライトみたいなで、中々イイ感じですよ^^
      318iは所々へたって来ましたが、まだまだ大丈夫です。
      窓を下げるとバキバキ鳴るので、窓が落ちそうで心配です。(この車の弱点)

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