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安全ブレーカー付きコンセントの修理・再生

先日壊れて買い直した安全ブレーカー付きコンセントですが、頼んでいた中国発送のサーキットブレーカーが到着したので、壊れたコンセントを修理しました。

元から付いていたのと同じ15Aのブレーカーです。交換すればコンセントは生き返るはず。

中国製サーキットブレーカ

amazonで代替できそうなボード用サーキットブレーカを買いました。

配送は台湾ポストで、出荷から14日後に届きました。

1個161円でした。安いので2個購入。

解除ボタンの軸と足が長いですが、この長いタイプしか見つけられませんでした。

ハウジングのサイズは元のものと大体同じです。

厚みは少し薄いです。

取替作業

ボタン周りのネジの直径を測ってみると、10mm。

ケースの穴はΦ8.8ほど。スイッチが入るように、リーマーで孔を拡げます。

金具をミニルーターで切断し、ケースに収まることを確認。

ナットを締めて固定します。結構出っ張りますが、これは想定内。

焦げてますが、カシメ直すのは大変なので、ハンダ付け部分を付け替えることにします。

焦げた部分はビニールテープを巻きました。でも燃える素材なので、かえって危険かも。

 

結局この後、ビニールテープは剥がしました。難燃性のテープがあればベストですが。

動作確認OKです。修理完了。

サーキットブレーカの分解

折角なので、壊れた安全ブレーカーのカシメをドリルで穴を開け、外してみました。

通電状態。ですが、接点がしっかり接触しないみたいです。

大電流で熱を帯びるとバイメタルが反って、接点の隙間にバネで押された解除ボタンから伸びた板が入り込んで絶縁される仕組み。

まとめ(実験動画)

(2:46)

ボード用サーキットブレーカについて

  • この手の組込み用サーキットブレーカーは中国製しか入手困難な模様。
  • 入手できる製品のほとんどがナット取り付けタイプです。
  • 解除ボタンの出っ張りを気にしなければ、簡単に交換修理できます。

 

コメント

  1. 鍛冶屋 より:

    面白い! こんな単純な仕組みだったとは^^)。

    ところで、”バイメタル”ってどうやって作るかご存知ですか?。
    じつは、自分が居た駐屯地の近くにこれの工場(?)があって、
    作業される日は早朝から戦車砲並みの爆音を轟かせていました。

    • oink! より:

      >戦車砲並みの爆音を轟かせていました。
      なになに? 収縮率の違う金属を貼り合わせているんでっしたっけ?
      米ポーンを想像してしまいました。圧力を加えて何かするのかな?

  2. 鍛冶屋 より:

    >米ポーンを想像してしまいました。
    2種類の金属版の上に爆薬(ダイナマイトって言ってました)を
    置いて埋めておき、土中(?)で爆発させるのだそうです。
    爆着(爆発圧接)っと言うそうなのです、溶接など違い
    双方の金属の性質を保ったままくっ付くんだそうです。
    たぶん、隊舎から工場(?)まで10km程はあったと思うの
    ですが、相当大きな音が聞こえてきていました。

    • oink! より:

      ガッテン!ガッテン!
      爆着って言うんですね。
      火薬が爆発しても粉々にならないのが不思議です。

  3. ojisan より:

    すごいですね

    何がって言うと、この部品をWEB上で見つけるのがすごい
    自分も、よく部品を検索するんですが、なかなか目的のものが
    見つかりません、検索のコツなんてあるんでしょうか?

    • oink! より:

      この部品を見つけるのはそう難しくありませんでした。
      まず、本体に印刷されている「L2 15A」を画像検索するとたくさん出てきます。
      Amazon.co.jpもあったので、あとはAmazonで使われているキーワード
      「サーキットブレーカ」「15A」などで検索すればたくさん見つかると思います。
      画像検索が早いですね。

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