買って間もない中古BMWですが、早速車検の時期がやってきました。この車も今までと同様にユーザー車検に持ち込みます。ということでまずは定期点検整備を実施しました。
基本的にはチェックのみです。ヘタにいじって調子が悪くなると困るので。
まずは点検整備
外車のユーザー車検は初めてですが、やることは国産車と大体同じです。この車で調子が悪くなる所は大体決まっているようなので、その辺をよくチェックしておくことにしました。乗っていて特に異常が無ければヘタに触らない方がいいと思います。
まずは、日常点検レベルのことからチェック開始。
後方ランプの点灯・点滅はビデオでチェック。
バッテリーはインジケーターの色が正常なので何もいじらず。セルも力強く回ります。
続いてエンジン関係。
ベルトは多少劣化していますが、まだ大丈夫。オイル滲みもほとんど無し。
エアクリーナーは状態を見ただけ。快調なのでとりあえずこのままです。
次は足回り。ブレーキパッドの残量と摺動部分、ゴムパーツの劣化状態の確認がメインです。ジャッキアップは不思議な構造の純正ジャッキを使いました。
ジャッキポイントは箱型の樹脂製なので、ここに油圧ジャッキを当てていいのか不安です。
チェックの前は掃除から。ということでホイールの内側を綺麗にすることにしました。(汚れていると車検に受からないということはありませんが。)
ブレーキダストで真っ黒です。
紫色に変色する洗剤とたわしで掃除しました。後日改めて掃除する予定(かも)。
続いてブレーキのチェック。
ノギスでパッド厚みを確認。半分以上残有。雑に触ってセンサーが壊れないように注意です。
奥に見える部品がへたり易いようですが、問題無いようです。
リアも特に問題なしです。軽く掃除だけしておきました。
下回りは潜り込まず、手の届く範囲のチェック。あとは目視でチェック完了としました。(車検完了後に馬を掛けてじっくり見るつもり。)
ユーザー車検
さて、書類を揃えて予約を済ませたら、いよいよユーザー車検に臨みます。当日自賠責に入り、印紙も買ったので、もうあとは受付を済ませるだけです。
でも、この車でユーザー車検を通すのは初めてなので、かなり不安です。光軸は合っているのか、スピードメーターの誤差がどんなもんなのか。家を出るまでは車検ラインで引っかかった所だけ近くのテスター屋で調整するつもりだったんですが、待ち時間があったので予備検一式を受けることにしました。
テスター屋で予備検を受けることの最大のメリットは不安解消です。また、排ガスの濃度も分かるので点検整備記録簿に書き込めます。
4灯式なので、ロービームを目隠しして調整、検査しました。
そして車検は一発で合格。
■今回の車検での注意事項、気付き点をメモっておきます。(E46に限ったことかも)
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光軸の調整と検査は車内の調整ダイヤルは0の位置で行う。
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スピードメーターの針が41km/hぐらいで40km/h。
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ブレーキテストの前にASCはOFFにしておく。(ONでも問題無いかも)
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サイドスリップはブレーキを踏みながらゆっくり、まっすぐ。
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ロービームの目隠しは養生テープの上にガムテープ。(透けていたけど問題なし)
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目隠しをテープで貼る場合、ボンネットが開けられるように。
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検査票がバーコード入りの新しいものに変わっていたが、旧いものでも問題ない。
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発炎筒の期限切れに注意。(最近チェックが厳しいらしい。)
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ラインで、「進め」の表示が出ていなかったが、係員に進むように言われた。
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外観検査でホイールボルトを金槌で叩かれなかった。(ユーザーに嫌がられるから?)
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慣れないワイパー操作にまごついてしまった。
【費用】 合計61,850円
- 自賠責24ヶ月 24,950円(2,480円値上がり)
- 重量税 30,000円
- 検査代 1,800円
- 用紙+定期点検記録簿 100円(次回以降分2セット)
- 予備テスター一式 5,000円(おじさんはとても親切)
外車と言えどもユーザー車検は簡単でした。車検は最低限の検査しかしませんので、時間がある時にまたじっくりと整備しようと思います。
車検が終わった日の夕方届いた洋書。かなり細かく書かれています。
中古車を買うなら、「程度が良くて車検の短いものを安く買う」+「ユーザー車検を通す」がお得だと思います。
(2012-03-06 e46_shaken)
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