数えてみたらユーザー車検15回目。今回はブレーキパッドを交換してから車検に臨みます。
このままでも車検は通ると思うけど、すぐにキーキー音が出そうなので交換しました。
四輪のブレーキパッドの交換は初めてですが、二輪では何度も経験済み。基本は同じなので特に難しくありませんでした。昔(10数年前まで)は分解検査というのがあって、この部分の分解整備は敷居が高かったのですが、今は車の持ち主が整備しても何も問題ありません。
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ブレーキパッド交換
パッド交換は、ジャッキアップしてホイールを外したら、古いパッドを取り外します。私のはキャリパーを回転させなくても上からパッドが外せるタイプです。手順は下記の通り。
- ピンの固定クリップを外す。
- ウォーターポンププライヤーでピストンをじわ~っと押し戻す。
- 外側のパッド裏の隙間にタイヤレバーなどを突っ込んでキャリパーを外側に移動する。
- ピンを抜いて、パッドとクリップを外す。
ピストンを0に戻した状態。パッドは限界寸前です。ディスク端面は錆び錆びですが機能上問題ないので気にしません。
取り外したパッドの向きや位置関係を確認。各部品とも錆びを落として、グリスアップ。
4枚セット1,000円ほどで買ったパッド。十分すぎです。油はパーツクリーナーで洗浄を。
フロント2つのパッドを交換したら、次はリアブレーキシューの交換です。しばらくドラムを開けていないのでどれぐらいシューが残っているのか全く分かりません。
皿ネジを外した後、ネジ穴にボルトを締めこんで外します。偏りはプラハンで叩きながら。
シューは3mm残っていたので継続して使います。今回は内部のクリーニングのみ。
一応エア抜きもしておきました。といっても一人ではできないので、子供にペダル踏み役を手伝ってもらいました。合図するまでペダルから絶対に足を離さないということと、ブレーキフルードの注ぎ足しに注意して各ブレーキ4~5回やればOKです。
1・2・3・踏む~!の掛け声でバルブを緩めて、もう一度閉める。
安全のため、タイヤを付けた状態で作業しました。ハンドルを切れば、楽に作業できます。
リアはダンボールを敷いて下に潜り込んで。体勢はかなりきついです。エア抜きは遠いリアから行ないます。
ユーザー車検
車検に向けて定期点検記録簿の項目をすべてチェックし、書類を用意したらインターネットで車検日時を予約します。自賠責や重量税は当日手続きできるので、とりあえず準備完了。光軸がずれている事も無さそうなので、予備検無しで臨みます。
今までユーザー車検を二輪と合わせて14回受けて再検は3回。2回は駐車場で直せるレベルだったので何でもなかったのですが、V-maxの車検で光量がNGの時は焦りました。ふかしても明るくならない状態だったので、この時ばかりはちょっと苦労した記憶があります。その日の内に直らないと面倒なので、とにかくすんなり通ることを願うばかりです。
あと注意すべき箇所はスピードメーター。標準タイヤと違うサイズを付けている場合は誤差が出ます。私の場合は外周が標準より44mmほど長いので、メーターが39km/hの時に40km/h出ているという感じです。といっても1-2km/hの誤差は許容範囲内なので問題なしです。
職員はとても親切。でも少し緊張します。
2ラウンド目に検査しましたが、ラインは結構混んでいました。前回の車検と違っていたことは、スピードメーターのテストが始まる前に光軸のテスターが車の前に出てきた事。アレ?頭が混乱しているうちにテストが始まり、加速し始めたころ「×」「もう一度」の表示が。仕切り直して「〇」でした。プルーブをマフラーに入れる作業は前回職員がやっていたのが、今回は自分で入れる方法でした。車種選択ボタンを押して、念のため浅め(2/3程度)に入れて「〇」。その他は前回同様、特に問題なしでした。
そしてすんなり合格。
2年経つのは早いね。また継続してしまったよ。やれやれ。
(2010-06-16 shaken)
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