玄関の電気錠の錠ケースを改造してから調子が良いです。今回はドア枠側の電気部品をチェックしてみようと思います。
ピンが外側を押さないように「逃げ」を付けました。丸く掘られている所はピンが押した跡。
施錠の仕組み
ドア枠側からピンが出ることで、デッドボルトを出したり引っ込めたりします。
サムターンを回すのと同じ動作をドア枠側から行います。
一番上の丸穴からピンが出てきます。解錠時はその下のピンが出てきます。
ピンが一番上のブロック(名称不明)を押すと、一番下のデッドボルトが出て鍵が掛かる。解錠する時は上から2番目のブロックをピンで押し、デッドボルトが引っ込む仕組み。
枠側に付いたピンを動かす電気はDC12V。右側のトランスでAC/DC変換しています。
玄関と2階にある鍵のボタンを押して操作します。
2階で操作してもパチンと大きな音がします。金属が削れるのも納得。
分解&調査
ドア枠側のSUSの板を留めている上下2本のネジを外します。
SUSの板の外側にあるネジで別の板金を留めて、そこに上下2本のネジで固定しています。
板金にネジが切ってある形。
コネクタを外して部屋の中で詳しく見てみます。
LEDが切れているけど、動作は特に問題なし。本来解錠時に点くのかもしれません。
皿ネジを抜いて、SUSの板を外したところ。
裏側から見た図。上から伸びたシリンダーを90°動作変換します。
上下にソレノイドが付いています。
指で押せば動きます。施錠する時は上のピンが出てきます。
解錠する時は下のピン。
とりあえず今回は清掃と注油だけしてメンテ終了としました。
今後の計画
買って使わずに保管してある錠ケースと交換したいなと考えています。ただし、現状はピンの位置と錠ケースの位置が合っていないので(施工不良)、改造したい。
ピンがブロックの真ん中を押すようにしたい。 (写真は古い方の錠ケースを削る前)
アルミ製のドア枠の下側を5mm程度削って、SUSの板ごと下げようかと。
隙間が出来た所はアルミの板とポリパテで埋めて、塗装しようと考え中。
そのうちやろうって思っていたらすぐに5年ぐらい経ってしまうんですよね。
コメント