貸していたノートパソコン (eMachines E732) のキーボードがガタガタになって帰って来ました。コレを元通りに直したので、その方法と手順を記録しておこうと思います。
テンキーの上の方のキーが傾いていたり、外れかかっていたりします。
Contents
パンタグラフ組み直し
まずは「-」のキーから直すことにします。キートップは引っ張ったら簡単に外れました。本体側にパンタグラフが付いているのですが、軸が外れていたので一旦取り外しました。
パンタグラフは上2つ、下1つの板金の爪で留まっていました。
内側の部品の左右に軸があるので、外側の部品の穴に差し込みます。(組み立て完了)
裏側からみた状態。
こんな感じに上下します。
キートップ裏の爪が1ヶ所折れていました。とりあえずそのまま嵌め込んでおきます。
続いて「8」と「9」のキートップを外してみました。
「8」はOK。「9」は右側の軸がちゃんと穴に入っていないようです。
一旦パンタグラフを本体から外して組み直し、上から押し付けて板金の爪にはめ込みます。
「8」「9」のパンタグラフが正しく取り付けできました。
今度は一番上の小さいキーを外してみました。右側の軸が外れています。
パンタグラフの右側の軸が外れていました。キートップ裏の爪は折れていませんでした。
パンタグラフを一旦外して組み直します。
組み方が分からなくなったので、隣のキートップを外してみました。
パンタグラフが正しく取り付けられました。あとはキートップを真上から押し込めばOK。
キートップ裏の爪折れ
キートップ裏の爪が折れていたのは「8」と「-」の2つでした。最初、ABS板を接着して直そうかと思ったのですが、以前に別の同機種でキーボードを交換した時の壊れたキーボードが取ってあったのを思い出しました。
キートップを引っ張って取り外します。
同じ形状なので付け替えるだけで使えます。
あとは位置を合わせ、まっすぐ上から押し込めばOK。
まとめ
曲がったキーはキートップを外し、パンタグラフも外して組み付ければ直ります。
修理完了! 壊れたキーボードを取っておいて良かったと思う瞬間です。
文字が打てなくなったキーボードでもキートップは活かせるので、捨てないのが吉。
古いノートPCもSSDに交換すればまだまだ使えます。
両手を使ってパンタグラフを組む細かい作業はダイソーのメガネ型ルーペが役に立ちました。
コメント
貸していたものが、壊れて返ってくるとは……
しかし、キーボードとっておいて良かったですね。
不器用な人はキートップを外すだけで、パンタグラフまで壊してしまうので驚きです。
貸していたというのは家族内の話です。
一応そう言っておかないと大事にしないと思ってですが、ボロボロになりました。
キートップが外れて、パンタグラフが外れたまま無理やり押し込んで爪が折れたんでしょうね。ったく。
>組み方が分からなくなったので、隣のキートップを外してみました
大正解、この方法が一番手っ取り早く正確です
昔、よくやりました、パンタの組み方がよくわからず
苦労した覚えがあります
それと、足の破損これもよくあります
でも、あんな小さなポッチが重要なんて思いもしませんよ
キートップが外れるなんて、何をしたんでしょうね
あれ?どうなってた?というのはよくありますね。
外してみるのが早いですね。
それにしても細かい部品なので神経疲れます。
>キートップが外れるなんて、何をしたんでしょうね
このキーボードは板が浮いたような状態なので、物が引っ掛かりやすいです。
指が引っ掛かっただけでも簡単に外れてしまいます。
まあ雑に扱ったんでしょう。