もうすぐ発売のアクションカメラ、AKASO BRAVE 7を入手したのでレビューします。デュアルカラースクリーン、IPX8防水、6軸手ブレ補正、音声操作など、安いのに高性能。
横の上下ボタンでズームもできます。自撮りする時は前の液晶で確認できます。
AKASO BRAVE 7
前機種であるAKASO BRAVE 7 LEの兄弟機種かと思います。防水性能がアップして、防水ケース無しで水に沈めることができるようです。BRAVE 7は外部マイクが取り付け可能です。
箱の中身はカメラ本体の他に、カメラフレーム、液晶付きのリモコン、1350mAhのバッテリーが2個、各種マウントパーツ、USBケーブルなど。右の箱はオプションのマイクです。
マウント系のパーツがたくさん入っています。
これらのアタッチメントはGOPROと互換性があるのか、各メーカーとも共通のようです。
外部マイクはオプションです。USB Type-Cで接続します。
マイクはカメラに内蔵されていますが、この外部マイクを使った方が音は良いと思います。
まずは付属のUSBケーブルを繋いでバッテリーを充電します。
1時間ほどで充電完了。満充電でLEDが赤から青に変わります。
ボディは金属製なのか、ずっしり重いです。5,000円前後のカメラとは明らかに違います。
バッテリーは底の蓋を開けて差し込みます。
横の蓋を開けてMicroSDカードの挿します。4Kで撮る場合は高速タイプを使う方が良いかも。
リモコンも充電式です。こちらはMicroUSB。(ケーブルは付属していません。)
主な設定項目
撮影モード | ビデオ/スローモーション/タイムラプス/ACC連動/WiFi/写真/長露光/など |
解像度 | 4K30/2.7K30/1080P60/1080P30/720P120/720P60/720P30 |
ビデオエンコード | H.264/H.265 |
ループ録画 | オフ/3分/5分/7分 |
スローモーション | 1080P90/1080P60/720P120/720P60 |
タイムラプス | オフ/5分/10分/15分/20分/30分/60分/ |
露出補正 | -2/-1/0/+1/+2 |
ホワイトバランス | 自動/タングステンランプ/蛍光灯/日光/曇り夜明け |
測光モード | センター/平均/ポイント |
ON/OFF | 手ぶれ補正/音声記録/音声操作/歪み補正/ダイビングモード/リモコンスイッチ/風切り音低減/WDR/など |
各種設定
デフォルトでは英語に設定されており、メモリーを挿すとフォーマットするように英語のメッセージが出ます。
初めに言語を日本語に変更したほうが分かりやすいです。
ビデオの解像度は4K30fpsが最高です。
手ぶれ補正をONにしました。
リモコンスイッチもONで。リモコンを使った方が開始停止時ブレないと思います。
「風切り音を弱くなる」はOFFにしました。
リモコンはカウンター付きで使いやすいです。録画が開始されるとLEDが点きます。
自撮りする時は前面のLCDに切り替えます。
ボディ横の下向き三角矢印を長押しすると、ディスプレイが前後切り替わります。
取り付け方色々
初めにカメラフレームを取り付け、そこに色々なマウントパーツを組み合わせて固定します。
一番下のパーツはヘルメットなどに固定する用です。
まずはウチにあった古い三脚を使い、握ったり、三脚として使ったり、試そうかと思います。
音声は外部マイクを使ってテストしてみます。
外部マイクを使うと防水が効かなくなると思います。小雨程度なら大丈夫かも?
テスト撮影(ロケ地めぐり)
初めてなので勝手が分からないですが、アクションカメラなので外に出て色々撮ってみたいと思います。折角なのでTVドラマ等でよく使われるロケ地を撮ってきました。
※4K映像の品質はYoutubeで見て確認してください。
主な設定:解像度:4K30fps/手ぶれ補正:ON/ビデオエンコード:H264/歪み補正:OFF/広角:170°/風切り音低減:OFF/ISO:自動/WDR:OFF
4K30fpsで撮り、編集はMovie Makerを使い、4Kで書き出しました。(プロファイル改変)
風切音低減をOFFで撮ったため風音がボーボーうるさいです。
ロケ地(1)“ミクロボーイとマクロガール” のん/スチャダラパー/EGO-WRAPPIN’
ロケ地(2)レッドアイズ(第4話)木村祐一/亀梨和也/他
ロケ地(3)お迎えデス。土屋太鳳/福士蒼汰/他
まとめ
GO PROの半額以下で買えるAKASO BRAVE 7ですが、思ったよりもキレイな4K映像が撮れました。手ぶれ補正は三脚なしでもピタっと止まる感じです。夜の撮影は試していませんが、昼は十分キレイな映像だと思います。IPX8防水なので雨も問題なしです。WiFiで繋いでスマホで操作もできますが、スタンドアローンで十分行けます。
Pros
- 4Kの映像がキレイ
- 手ブレ補正が強力に効く
- 前面にも液晶画面があり、自撮りする時に確認できる
- 20,000円以下で買える
- リモコンで操作しやすい
- アクセサリーが豊富
Cons
- シャッターや上下ボタンが重い(防水のため)
- 音声操作は反応がイマイチ(リモコンが使いやすいので、無くても良い)
- 内蔵マイクだと記録される音が小さい
- 本体に1/4インチネジが無く、フレームの取り付けが必須
コメント
魚眼っぽい画角で端が歪んで酔いそうな動画にw
170°ですから。他のカメラは知らんけど。