以前にダイソーで買った「スマートフォン スタンド」があるのですが、これを使いやすく改造しました。
スマホスタンドですが、主にLEDライトを保持するのに使っています。
アームが60cmほどあり、スマホを固定して使う場合も結構揺れます。今回はこの商品の弱点である「揺れ」を抑えるための改造を2通り考えました。
ショートタイプ
アームは60cmもなくて良さそうなので、もう少し短くしようと考えました。先端部をねじりながらカッターを当てると簡単に切れました。
塩ビ系チューブの中に鉄の針金が入っていました。先端部に残ったチューブは取り除きます。
1/3程度の長さ(=20cm)に切って、針金を玄能で叩いて潰しました。
先端のボールジョイントパーツを接着剤(ウルトラ多用途SUハード)で取り付けました。
スマホを挟むクリップ部を付けて、完成です。
これぐらいの長さなら揺れる事無く安定して使えます。
三脚固定タイプ
もうひとつ、カメラ三脚に固定して使うための部品を作りました。
玉部分の下に1/4インチのナットを埋めて、カメラ三脚に固定できるようにします。
3Dプリンターで作り直します。
玉は2つに分けて作って接着します。一体で作る場合、縦方向に積層すると玉がポロッと折れそうだし、横方向に積層するときれいな球にならないと思います。分けた方が合理的です。
肉厚2.5mmの中空としました。
出来はまあまあ。
両方の端面に二塩化メチレンを塗って、柔らかくなったところで貼り合わせます。
このあとヤスリでバリを取ります。
下のパーツは以前作ったデータをそのまま流用。
1/4インチナットを閉じ込めて接着します。
パーツ完成です。
「スマートフォン スタンド」のクリップを取り付け。
雲台のネジを締め込んで三脚に取り付けます。
LED蛍光灯を固定して、ビデオ撮影時のライティングに使えます。
使える クリップスタンドが2つできました。欲を言えばスマホを挟むクリップのバネがもう少し強いと良いのですが、バネを強くすると樹脂の方が折れそうな気もします。
(満足度:80)
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