巷で話題の「電子メモパッド」を買ってきました。付属のペンで書いて、スイッチを押すと消すこともできるというもの。ダイソーで500円で売ってます。
ペーパーレスで環境にやさしい 繰り返し書いて消せる電子メモパッド
ELECTRONIC MEMO PAD
サイズは8.5インチで、パット見タブレットのような雰囲気です。
「電子」という文字に惹きつけられました。
コイン電池で動作しますが、ON/OFFスイッチは無く、絶縁シートを引き抜いて使うみたい。
下に付いているペンで書き、ゴミ箱アイコンのスイッチを押すと全て消えるらしい。
裏のロックスイッチで、書いたものが消えないようにできるとのこと。
5万回(書き消し)使用可能。連続使用時間は不明。寸法:146×227×5(mm)
本体外観
樹脂板の表面にシートが貼ってある構造です。書き込む部分はノングレア液晶のようなマットな質感です。削除スイッチはクリック感があり、金属の円盤がペコペコするあの感じ。
ペンは平べったい(楕円の断面)形で、ペン先は球(SR)形状の棒。無垢の樹脂成形です。
電池の所に絶縁シートがあり、これを引き抜いて使います。
周りにはシボ付きのシートが別に貼ってあります。
樹脂板なので軽いです。伝票を挟むクリップボードのような雰囲気。
1ピース構造で、厚さは5mm程度。
電池(CR2016)は交換できるようになっています。
裏面のスライドスイッチを左=ロックにしておくと、削除ボタンを押しても消えません。
使ってみる
文字は細く、ボールペンのような書き味です。筆圧を強めにすると太くも書けます。
写真で見るほどコントラストは強くなく、2mも離れたら文字が見えない感じ。
絵も描けます。
電池を外してみると、書いた物が消えることはなく、書き加えることもできました。つまり電池は消す時に使うということ。(電池が消耗して来ると、書いたものがだんだん薄くなって消えていくということではありません。)
まとめ
面白い商品です。必要かと言えば要らないかもしれません。でもたった500円ですからね。どういう原理なのかよく分かりませんが、付属のペンでなくても爪でも書けます。
消す時はボタンをコキっと押せば一瞬で全部消えるのが不思議です。
40年ぐらい前の記憶・・・
もっと原始的な「書いて消せるメモパッド」があったのを思い出しました。厚紙の表面にワックスのような物が塗ってあって、その上に白っぽいシートがあって、爪楊枝などの尖ったもので文字を書くと、その部分が密着して黒っぽくなり、シートをめくると消えるというやつ。
何て名前だったのかな?今でも入手できるのかな?
コメント
・まとめを読み始める前
あー、むかーし飛行機に乗った時に貰えたお土産の一つにベリッて持ち上げると消せるお絵かきおもちゃがあったなぁ。勢い余って上の紙を剥がしたり穴空けたり、何かの拍子で折り目が付いたり、上の紙が反って浮いてきて使い物にならなくて捨てちゃったけど
・読み終えて
やっぱりあのおもちゃを思い出しますよね
名前のひとつとしてはマジックスレートが出てきますが、記憶の上ではもっと上の紙は白っぽかった(硬いトレーシングペーパーが妥当?)ような…。多分仕組み自体は同じなんでしょうけど
そうそう、これです!マジックスレート。
あースッキリ。ありがとうございます。
日本では絶滅した感じですが、Alibabaではたくさん売ってますね。
そういえば、これとは別に「せんせい」っていう砂鉄と磁石で書くおもちゃも
ありました。こちらは今でも売ってるようですね。
お絵かきボードですな。昔からあるオモチャです。
磁性粉末や静電気でくっつくトナー粉みたいなものを半透明シートにくっつける、離すの原理でやっています。
このオモチャを昔思いついた人はすごいなと。
この電子メモパッドのシートはELシートのように、貼り合わせたシートに
電気を通して消すのでしょうかね。
分解してみたい所ですが、残骸の使いみちが無さそうなので、
このまま使おうと思っています。