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【分解】100mmデジタルプラスチックノギス【調査】

Aliで買った100mmデジプラノギスが3本になりました。デプスゲージ付きとデプスゲージ無しです。無しの方は2本ありますが1本は改造用です。

これ、1本300円ぐらいで売ってます。安いし軽いし、気軽に使えます。

デプスゲージ付き

最初に買ったものは下のデプスゲージが無いタイプだったのですが、調べてみるとデプスゲージ付きの製品もあることが分かり早速追加で注文しました。

外観は似ていますが、よく見ると先端のくちばし部分の形が違います。

ラベルは同じなので製造元は同じかも。

表示部のケースは同じですが、LCDのパターンに違いが見られます。

どうせならデプスゲージが付いていた方が便利ですね。ただし折れやすいのかもしれません。デプスゲージ付きを売っている店は多くない感じです。私はここで買いました。

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送料は高めですが、国際書留で注文の9日後に品物が着きました。

分解

デプスゲージ無しの方は改造用にもうひとつ買ってみました。やろうと思うのはポケッタブルなノギスに改造することです。スライドする棒の部分を柔らかい素材にするとか、パタパタと折れるようにして手のひらに収まるサイズにならないかなと。

買った店は違いますがモノは全く同じです。

とりあえず、ネジがあるかもしれないと思ってラベルを剥がしてみました。

当たりです。4本のネジで留めてありました。

このネジを抜くと表示部分が外れます。

中でローラーが転がって距離を測るのかと勝手に想像していたのですが、全然違いました。

棒状のレールの横を板バネで押し付けてスライドさせているだけです。

こちら側は測るための機構は何もありません。

表示部の裏側。1列28個の接点が2列に並んでいます。

この56個の接点で何かを読み取っているようです。

実験

色々な物の上でスライドさせてみて、数値が変わるのかどうかを見てみます。まずは表示部を逆向けに置いて左右にスライドしてみました。

表示部の位置で数値が決まる訳ではなく、右の方に動かすと数値が増える時と、減る時があります。この違いは何なんでしょう?回路的には199.9まで表示できる感じです。

裏に嵌めて動かしても、数値は全く変わりません。

カッターナイフの刃の上でも数値が変わりました。

指の上でも割りと敏感に数値が動きます。

まとめ

分解してしてみたものの、仕組みがよく分かりませんでした。表示部を色々な素材の上で動かした時の事象としては下記の状態が確認できました。

  • スケールが印刷された銀色のラベルは電気は通さないが、数値が変化する。
  • ノギスのレール裏の黒い樹脂部分は全く数値が変わらない。
  • カッターの刃はラベルと同様に数値が変化する。
  • 指の上では敏感に数値が変化する。
  • 右にスライドすると数値が増える方向に変化するだけでなく、減ることもある。

当初の目的であるポケッタブルなノギスへの改造ですが、やるとしたら銀色のラベルの下の樹脂をゴムに交換するような形が良いかと考えています。

コメント

  1. ojisan より:

    う~ん
    どうやって計測しているんでしょうねぇ
    真空管CPUには、わかりませんです
    指でも反応するって・・・へぇ~です、老人性皮膚乾燥症の人はどうかな?
    どうでもいいですね・・失礼しました
    300円ですか、さすが中華です

    • oink! より:

      どうやって計測しているんでしょうねぇ too.
      乾燥肌で静電気が発生したら変な数値になったりして。
      300円の製品でも普通に使えますからね。大したものです。

  2. mytoshi より:

    56個の電極だけで測定できるとはびっくりです。
    興味が出たのでミツトヨのページを探すと簡易版は「静電容量式」のようです。
    https://www.mitutoyo.co.jp/new/report/no240/technology/index.html

    199.9まで表示できるということは100mmも150mmも測定部は同一なのでしょうね。
    ガイド部分を布製巻き尺のようなものにすれば測定部へくるくる巻きにして持ち歩き出来てコンパクトに出来て面白そう!

    • oink! より:

      ミツトヨのABSという仕組みは棒の方に寸法が刻んであるんですね。
      この300円のは違う方式なんでしょうけど、スケールの印刷されたラベルに何か秘密があるんですかね。
      100mmと150mmでは表示部のサイズが違いますが、チップは同じなんでしょう。
      100mmの棒を50mm延長すれば150mm、100mm延長すれば200mmのノギスになりそうです。
      軟質素材で作れば便利そうですね。

    • ojisan より:

      なるほどね
      静電容量式ですか・・よくわからんですが
      てっきり、ゴムのローラがくっついていて、それがゴロゴロと
      転がって測っているのかななんて・・そんなわけないですよね
      誤差がものすごいものになってしまって計測器として
      役目をはたしませんよね・・・おお恥ずかしいです

  3. はっちゃん より:

     oinkさん この様な分解画像は参考になります あまりここまで分解しませんから思わずへ~この様になるのかと考えさせられましたまた アーチの使い方が実は私も考えてみたことがあります(スケールを改造してスチール部をハサミで必要分サイズカットしアーチを創り)スライダーシステムが同案ですこれが1番安く簡単なシステムなんです
     またフィッシング詐欺meilの件私はamazonでギフト券(数%ポイントが付きます)をコンビニ辺りで購入しこれを使用してますなので
     最近のフィッシング詐欺meilはやまと便が送れません認証してくださいというmeilが沢山来てます因みにjcomですがHP画面でめいわくmeilを削除してからこなくなりました。

    • oink! より:

      このタイプの100mmノギスは結局改造せずそのまま使っています。
      ポケットに入れて、ホームセンターで品物の太さを測ったりするのに重宝しますね。

      フィッシング詐欺は巧妙なものがありますので、お気をつけください。
      最近良く来る「マイナポイント事務局」は一瞬本物かと思いましたが、偽でした。
      多いのは「amazon」と「ETC」で、鬱陶しいです。

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