スマホ内の音楽データやRadikoの音をリビングのAVアンプ・スピーカーを通していい音で聴こうと、Bluetoothのレシーバーを買いました。
プリンストンのミュージックレシーバー[PTM-BTR1]
プリンストン PTM-BTR1
今まではSDメモリに詰めた音楽をアンプに繋いだPS3で再生していました。音質的には満足なんですが、再生までに時間が掛かったり、消費電力が大きかったり。
ということでスマホの活用を思いつきました。
送料込みで2,000円ちょっと。想像してたよりかなり小さいです。
コンポに接続して、スマホの音楽をワイヤレスで聴ける環境にするというモノ。
性能はごく普通。ケーブルが付いていて、すぐ使えるのはいいですね。
付属品はケーブル3本とUSBタイプのACアダプター(5V/1A)。
スマホとのペアリングはすんなりできました。
早速AVアンプにつなぎ、音を出してみました。アンプの右に見えるのがレシーバーです。
音の第一印象は「ダメだこりゃ」。 高音がこもっていて、音量が小さい。
この音の悪さはレシーバーの性能から来るものなのか、スマホの性能なのか?鎌ベイアンプを使って、再生方法や接続方法の違いによる音の変化を確認してみることにしました。
3通りの接続方法で実験
(a) PC(iTunes)で再生、3.5mmステレオケーブルで鎌ベイアンプに接続
(b) スマホで再生、bluetooth(レシーバー経由)で鎌ベイアンプに接続
c) スマホで再生、3.5mmステレオケーブルで鎌ベイアンプに接続
音がどう違うかというと、
- PC(iTunes)(a)の音質を10点とするとスマホ+bluetooth(b)は6点ぐらい。
- スマホ+bluetooth(b)とスマホ+ケーブル(c)の音質・音量はほとんど同じ。
- 音量はPC(iTunes)(a)の大きさを10とするとスマホ(b)(c)は5ぐらい。
→どうやらレシーバーの問題ではなく、スマホから出力される音が悪いような感じです。
音量を上げるために[volume booster]というアプリを使ってみました。
確かに音は大きくなりますが、歪がひどくて使いものになりません。
まとめ
結局、スマホから満足な音は出せませんでした。ケーブルでダイレクトに繋いでも音は良くならなかったことからすると、もっと高級なレシーバーを買ったとしても結果は同じではないかと思います。
ヘッドフォン出力用の弱い出力電圧/インピーダンスだから、どう頑張ってもいい音は出ないということなのでしょうか? 今後このレシーバーを使うことは無さそうな予感・・・。
(2014-02-28 /music_receiver)
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