スポンサーリンク

THRUNITE TC12

THRUNITE TC12(Cool White)を入手したのでレビューします。今回もThruNite@Directさんからサンプルを送ってもらいました。

s-tc12tn002

箱は横の面にイラストが入っているのと、透明のバンドが目新しいかな。

内容物

s-tc12tn003

TC12本体、ケース、USBケーブル、ストラップ、スペアパーツ、サンクスカード、取説。

s-tc12tn004

スペアパーツは充実していて、OリングとUSBポートのカバーが2つずつ入っています。

s-tc12tn005

このパッケージは電池(18650)付き。絶縁シートを取り除けばすぐに使えます。

操作方法

テールスイッチでON/OFF、サイドスイッチでFirefly→Low→Medium→High→Turboと順番に切り替わります。どのモードからも長押しでStrobeに変わります。またテールスイッチを切った時のモードが記憶され、次のONでそのモードから始まります。

s-tc12tn006

モード切替時にサイドスイッチ中心のLEDが光ります。電池の残量をLEDの色で表示しているそうで、緑:20%超、赤:10-20%、赤点滅:10%未満(要充電)とのこと。

特長はUSBから充電できること

リチウムイオンを使うフラッシュライトは電池を取り外して、別途用意した充電器で充電するのが一般的ですが、このライトはケーブルを繋いで直接充電できます。

s-tc12tn011

サイドスイッチの対面にマイクロUSBコネクタが付いています。

 

s-tc12tn

充電中はサイドスイッチに付いたLEDが点滅します。満充電になると緑の点灯に変わります。

仕様

s-tc12tn019

寸法: 140mm × Φ25.4mm  重さ: 85g (電池含まず)

s-tc12tn012

LEDはCREE XP-L V6

TN12(2016)との比較

外観的にはTN12(2016)に充電機能が追加されただけに見えますが、電気的な部分では味付けが変更されています。

TC12 TN12(2016) TN12(2016 XP-L)
LED CREE XP-L V6 Cree XM-L2 U2 CREE XP-L V6
光束  Max1000lm Max1050lm Max1150lm
出力 Turbo (1000lm/2.6hrs), Strobe (800lm/4.8hrs), High (640lm/2.5hrs), Medium (180lm/9.5hrs), Low (28lm/3days), Firefly (0.4lm/70days) Turbo (1050lm/95min), Strobe (800lm/3.8hrs), High (470lm/4.2hrs), Medium (145lm/11.8hrs), Low (11lm/5.5days), Firefly (0.4lm/74days) Turbo (1100lm/95min), Strobe (1100lm/3.8hrs), High (435lm/4.2hrs), Medium (175lm/11.8hrs), Low (18lm/5.5days), Firefly (0.4lm/74days)
最長到達距離  274m 218m
動作電圧  2.75V-5.0V 2.7v ~ 9v
光度  18760cd 11866cd
耐衝撃性  1.5m
防水性能   IPX-8(2m)
材質  航空機アルミ合金

最長到達距離や光度が強化されているのがポイントかと思います。

s-tc12tn014

外観の大きな違いはサイドスイッチ周辺部。細かい所ではローレットのトンガリ具合が大きくなって、引っ掛かりやすくなってます。

s-tc12tn015

USBコネクタはゴムのカバーで防水されています。

s-tc12tn017

左:所有のTN12(2016)はナチュラルホワイト、右:TC12はクールホワイト

s-tc12tn018

どちらも3400mAhですがTC12に入っていた新しい電池は金メッキされています。

照射テスト

いつものように壁に向けて照射してみました。 (写真は全てISO1600、ss1/60、f8)

3m先

s-tntc03

左:TN12(2016) 右:TC12

s-s-tntc03b

左:TN12(2016) 右:TC12

7m先

s-s-tntc07b

左:TN12(2016) 右:TC12

明らかにTC12のほうが明るいです。リフレクターは同じ形状ですが照射範囲も広いです。

まとめ・感想など

TC12はTN12に充電機能が追加されたというだけでなく、細かい改良が加えられています。ローレットの形状変更の他、サイドスイッチはTN12よりも薄型になり、遊びも少なくなって操作感が良くなっています。

このライトの一番の特長は充電機能を内蔵したことだと思いますが、外出先などでUSBから充電できるのは便利ですね。また、他で使っている18650を単純に充電器として使うこともできそうです。このUSBは充電入力用ですが、逆に5V出力できれば、モバイルバッテリーとして使える(違う意味での)最強フラッシュライトになりそうって思いました。

充電機能が付くことで心配なのはコネクタからの浸水ですが、ゴムキャップをしっかり嵌めれば、IPX-8の防水性能で浸水を防いでくれます。ただ、使ううちにゴムが緩んで来ないかと、多少の不安感は残ります。でも、スペアが2つ付いているので緩んできたら交換すればいいってこと。この辺が気がかりは人は、TN12を選べばいいのでしょう。

個人的には18650一本のフラッシュライトが日常的に一番使い易いと思っています。TC12はMax1000lm超えで、充電器も内蔵しているので色んな場面で使えそうです。スルーナイト製品全般に言えることですが、加工や表面処理の品質は高いです。18650のフラッシュライトを初めて持つ人にはTC12がお勧めかと思います。

 

コメント

  1. 電子工作好き より:

    こんばんは~

    なるほど、こういうライト類でUSBからの充電機能を備えていると、
    家庭用100Vからや、自動車の12VからUSBに変更する機器は多く出回っているので
    活用の範囲が増えそうですね。(しかも結構と明る目のライトですし…)
    これからの時代を先取りしている感じのライトで、とても良いと思いました。

    • oink! より:

      電子工作好きさんこんばんは。
      USBの5Vから充電できるので、車に積んでおくライトとしても良さそうですね。
      1000ルーメン超なので山道でトラブルがあったときにも助かりそうです。

タイトルとURLをコピーしました