いよいよ完成したバックロードホーンスピーカーの音を聞いてみたいと思います。
このトピックを長らく引っ張って来ましたが・・・・・さてどんな音がするのか?
音出し
音源はYoutube Audio Libraryから普段聞いているサウンドに近いものをダウンロード。スマホ (iPhone 5c)で再生し、BT-Stick(PAM8403+BT Dongle)でスピーカーを駆動します。
外観はレンダリングイメージ通りに出来ました。点数を付けるなら90点以上。
BTアンプの電源が入りました!あとは再生ボタンを押すだけ。
音の比較用に同じダイソー300円スピーカーを使って自作した2つのタイプを用意しました。
一つはパッシブラジエーター型。下のスピーカーは空気振動で動くドロンコーンです。
もう一つはダイソーのエンクロージャーに吸音材のフェルトを追加したもの。
音出し(動画)
まとめ
音は上の動画の通りです。避難訓練で使うハンドマイクのような感じ?でしょうか。ライブ感が強いので、最終的には空気室にポリエステル綿を詰めました。(自己採点:75点)
今回の制作に掛かった期間はおよそ1ヶ月。工数は約120H。
- 構想設計・モデリング:5日(30H)
- 3Dプリント:6日(25H)
- 下地処理・塗装:17日(60H)
- 組み立て・仕上げ:1日(5H)
いや~スピーカー作りって、本当に楽しいもんですね。
バックロードホーンの法則に従ってモデリング。ABSの反り防止のため、6個に分割。
造形しやすい方向でプリント。12個プリントするのに約100時間かかりました。
パテと研ぎを4-5回繰り返せば、平滑な表面になります。
組み立ては後ろからケーブルを通し、スピーカーにハンダ付け。
コメント
1m弱の塩ビ管に3cm径のスピーカーをつないだ音っぽいかんじかな?
3Dプリンターで、いままで作れなかったエンクロージャが作れるってのがね
すごいですよ。さすが oink!さんだ。
いろんな形にチャレンジしたくなるけど…
時間がかかりますから、大きいのが作れる高速な3Dプリンタが欲しくなりますねw
ありがとうございます。
>1m弱の塩ビ管に3cm径のスピーカーをつないだ音っぽいかんじかな?
音はそれに近いのかと思います。3Dプリンターだと肉壁の充填率を少なくしてメッシュ状に区切れば空気の層が作れます。その効果に期待したのですが、思ったほどでは無かったみたいです。
産業用の3Dプリンターなら一体で高速に精密に作れるんだと思います。
今回の空気層の肉壁は金型では作れないので、量産に3Dプリンターを使うという題材としては面白いと思います。
完成しましたか、万歳です
なるほどね、三種類を聴き比べると自分みたいな音に関して
よくわからない者にもそれなりにわかりますね
でも、さすが塗装と言いきれいだと感じます
あ、そうです以前業スーで買ったハニーローストピーナッツですけども
業スーへ行くたびに探していたんですが、なかなかCGCの物が
無かったんですけども、今日ついにゲットしました
これは美味しいですよ(^^♪
音の違いははっきり出ますね。
今回作ったバックロードホーンが好きかどうかは人それぞれかと思います。
外観については満足しています。塗装もバッチリです。
ハニーローストは最近買うのを控えています。
糖分摂りすぎで何となくですが。
代わりに薄皮付きのを買って、今度はカロリー摂りすぎです氵
なるほど!音量が大きいですね。
モーツアルトの交響曲を迫力一杯で聞けそうです。
以前のパッシブラジエーター自作時の動画の音を参照すると、
ダイソーのスピーカーに比べて今回のパッシブラジエーターの音量が小さいと感じました。
ホーン式が好みの音質かどうかは、私がよく聞くボーカル中心の音楽を流してみないと分からないかな?
最近はYOASOBIの幾田りらさんの声が好きでよく聞いています。
ボーカルと言えば、昔々はコニーフランシスなども好きで聞いていました。
ザ・ピーナッツもよく聞きましたね。きっかけは小学生の時に体育館で上映された「モスラ」の小人役で出ていたことです。
パッシブラジエーターは確かに音が小さめに聞こえます。
パッシブラジエーターの何となく「ネチッ」とした音が気に入っています。
ダイソーのケースは小さいスピーカーが鳴ってる感がありますね。
バックロードホーンは音は大きいけど、音がごちゃ混ぜになっている感があります。
まあでも、コレはコレでどういう音か分かり、勉強になりました。
ボーカルの中音を出すには良いかもしれませんね。