今後起こりうる危機的状況でも飲水を確保できるように、前にポータブル電動浄水器を作りました。その時に余った部品を使って、今回新たに生活用水用の簡易ポンプを作りました。
風呂水を洗浄に再利用するなど、色々なシーンで使えると思います。
余り物部品
まず、心臓部は800円ほどで買える農業用ポンプ。ポータブル浄水器にはもう少し性能が良いG13のネジ式を買い直して使い、これが余りました。
ヤスモンとは言え、このポンプの水圧は水道の基準レベルの0.4Mpaなので十分使えます。
フレームに使うのは車のトランクルームの荷物が暴れないようにするブックエンドのような商品。裏に面ファスナーが付いていますが、ウチのBMW318iツーリングでは引っ付きません。
ハンドルが付いている上、サイズ的にピッタリ。捨てなくて良かった。
ストレーナーはポータブル浄水器で使ったものと同じもの。
目に見えるゴミクズはこれで除去します。
水の出口には蛇口に付けるタイプの浄水器を取り付けます。
エラストマーをバンドで締め付けるタイプなので、細いホースにも取り付け可能。
組み立て
まずはポンプをM4のネジ/ナットで固定しました。
振動・騒音を抑えるため、ポンプの下面が底板に触れないようにしました。
ホース(2.5m+1.5m)も余り物。ホースバンドできっちり締め付けます。
3S4Pの12Vバッテリーパックの固定はベルクロテープで。
強力に引っ付いているので、使用中にバッテリーパックが剥がれることはありません。
簡易版なので、2.1×5.5DCプラグの抜き差しでON/OFF操作する形としました。
余っていたフィルターを一応付けましたが
生活用水用ならこの程度のろ過能力で十分かと思います。
動作テスト
この簡易ポンプで一番の推しはトランクルーム用の衝立てが丁度良いサイズであったこと。ハンドルが付いて、バッテリーパックを乗せた時の重量バランスもイイ感じです。





コメント