裸電球に傘が付いた「電笠」を作りました。最新テクノロジーを盛り込みつつ、50年前にタイムスリップ。昭和の香りが漂います。
非常時の照明としても役に立つと思います。
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部品の購入
用意する市販部品は、1)ソケット、2)袋打ちコード、3)お皿です。
ソケットはひねりスイッチが付いたE26のソケットです。これが無いと始まりません。
Panasonic WW1001PK amazonで 350円ほどで売ってます。
何十年も前からほとんど変わっていないと思います。
センタープラス。 金色がL側(非接地側)、銀色がN側(接地側)です。
袋打ちコードもDCMで買ってきました。1mが500円ぐらいです。
ほつれやすいので黒い糸で縛りました。白いコードは片方に青いマーキングがあります。
セリアで見つけたステンレスのスープ皿と鍋蓋。どちらも110円。
“THE WILDERNESS”ブランドの商品。エコー金属製で、品質は良いです。こちらを採用。
3D設計
部品が揃ったら、ソケットやお皿をノギスで測ります。3Dプリンターでソケットの縁にお皿を固定するための部品を作り、それを接着する方法で行くことにします。
セリアのお皿”THE WILDERNESS”が、電笠のイメージ的にもベストだと思います。
ソケットに接着する部品。ネジは過去に作ったモデルを修正・流用しました。
お皿を挟んで締め付けるナットです。
もう一つ、ソケットの段差に引っ掛ける用のリングを追加します。
ABSでプリント完了。まずまずの出来です。
お皿の孔あけ
ソケットの縁が通る孔(40mm)を開ける必要があります。ということで超硬チップ付きのホールソーセットを買いました。
Φ16~Φ53までの13本セットがamazonで3,200円ぐらいで売ってます。
中心を出すための図面をプリントし、切って置いて、中心が分かったらセンターポンチ。
チップが飛ぶこともなく、すぐに孔があきました。
きれいな仕上がりです。このホールソーは安い割に使えます。
組み立て~完成まで
各部品を組み立てる様子は動画をご覧ください。電球は21世紀の発明品、フィラメントLED電球を使いました。
びっくり!
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