以前ダイソーのLED蛍光灯から作った、一体型直管LEDスタンドをカメラ三脚に取り付けて使えるようにしました。
これがあれば、撮影用ライトとして好きな場所に設置できるようになります。
ダイソーのLED蛍光灯改造
以前に作ったデスクライトのおさらいです。元はダイソーの20W形直管LEDですが、15W形に短くし、それをデスクライトとして使えるようにしました。
片側給電の軽い直管LEDだからできる、片持ち構造のスタンドライトです。
スタンドの固定方法はマグネット式。6mmのネオジム磁石が15個付いています。
デスクのスチールフレームにくっつけて使います。


三脚アダプター
前回作ったマグネット式の土台と付け替えて、カメラ三脚雲台の1/4インチネジに固定できるようにしたいと思います。
2つの部品を3Dプリンターで作り、ナットを入れてから接着します。
下のパーツにはナットが、上のパーツは6角軸のビットが入る形になっています。
3Dプリント
いつものようにABSでプリントします。温度や速度はいつも同じです。小さいパーツなので2つのSTLデータをCURAで開いて、一緒にプリントしてしまいます。
反って剥がれる可能性があるので、一応Brimを付けておいたほうが安心です。
30分ほどでプリントが終わりました。
プリント品をベッドから剥がしたら、ブリムをカッターで切り離します。
ナットを入れた所。緩くもなく、きつくもなくピッタリ嵌りました。
円柱の底にABS糊をたっぷり塗り、ナットを閉じ込める形で接着します。
2時間ほと置いて接着が固まったら、三脚用アダプター完成です。
使い方
今までのマグネットベースを外し、代わりに今回作った雲台アダプターを繋げます。
ダイソーで買ったインパクトドライバ用6角軸ビットを芯にします。
カメラを固定するのと同じように三脚の1/4インチネジを締め付けます。
まとめ
直管LEDスタンドをカメラ用三脚に取り付けるアダプターを作りました。雲台に付いたカメラを固定するネジは1/4インチピッチなので、このナットを埋め込んだアダプターを自作すれば、色々なものが三脚に取付できます。
アルミパイプを使った直管LEDスタンドは横に倒れようとする力がかかります。芯に使った6角軸ビットは強度があるのと、嵌合の緩さを調節しやすいので便利です。
コメント
すみません、カメラ固定ネジはどこで売っていますか?
いつも楽しみにしています。
ここで使った1/4″ボルト・ナットはケーヨーD2で買いました。
ホームセンターに行けば、大抵は置いていると思います。
ボルトだけ欲しいなら100均の三脚から流用する手もありますね。
ありがとうございました