犬を遊ばせるための20mロープをプラスチック(ABS)製のリールに巻いて使っていたのですが、これが割れて、片方の円盤が完全に取れてしまいました。
ということで2回目の修理です。頑丈な構造に作って、また使えるようになりました。
また割れた
元々は3Dプリンター用のフィラメントが巻いてあったリールなんですが、随分前に踏んづけて割れてしまい、接着剤でくっつけて使っていました。
それを更に強化するため、リング状の部品を作って貼り付けて使っていました。
これが前回修理完了した時(2021.02)の状態。
10ヶ月ほど使った12月初旬、片側の円盤が完全に外れてしまいました。(写真は撮り忘れ)
応急的に接着剤でくっつけましたが、これではまたすぐ折れてしまうと思います。
ということで、もう一枚板を貼って強化することにしました。
3Dプリント
強化部品をモデリングして、ABSでプリントし、コレを接着しようと考えました。
どっかで見たような・・・東京都のマーク?
一番下は前回作った強化パーツ。それの外側に貼り付けて、さらに上から接着する形。
一番上に貼るパーツです。厚さ1.2mmですが、出力するのに43分もかかります。
難なくプリント完了。
続いてその下に来るパーツです。厚みが3.8mmあります。(密度は50%)
このパーツは一度プリントに失敗したので、ベッドの温度を98℃まで上げました。
2回目で上手く出来ました。ABSの場合、ベッドの温度は重要な要素です。
一回目、ベッドの温度を83℃に設定したのですが、反って剥がれて失敗でした。
リール両側の部品が揃いました。
接着
あとは順番に接着剤で接着していきます。
二塩化メチレンをたっぷり掛けて貼り付け、さらに縁から注射器で注入します。
その上にもう一枚接着。
両面に貼り付けて修理完了です。
だいぶ重量が増えましたが、これでまた当分は使えるでしょう。
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