以前、USBで光るようにしたダイソー10W直管LED改造の続きです。
コードレスの直管LEDライトができました。
設計
以前作ったUSB電源で光るLED蛍光灯(直管LED)を発展させ、今まで通りコードで使う方法と、コードレス&ハンドル付きで使うことがができるようにします。
3D設計&3Dプリントが今回のメイン作業です。
直管LEDの端にUSBコネクタが付いている形に改造します。
そこに18650の筒型5Vバッテリーを挿すと、光るというもの。
バッテリーの周りにはパイプ状のグリップを取り付けます。
本体側の改造
USBコネクタを本体から出すための部品。直管LEDに取り付けるので、白ABSでプリント。
長方形の囲い部分にUSBコネクタを差し込んで固定します。
USBコネクタはダイソーの300円スピーカーのものを流用。
樹脂の部分が短いのでコレを使うことにしました。
長方形部分をヤスリで削って調整してからUSBを差し込みます。
別途用意しておいた押さえのフタをはめ込んで完成。
ネジ止めパーツ
当初、USBコネクタを直管LEDに接着しようと考えていたのですが、両側のピンが付いた成形品は接着剤が効かない樹脂であることが分かりました。
これをネジ止めして、接着剤で付ける作戦。(1個は予備)
取り付け位置は図面を印刷して、正確に穴を開けます。
M3のポリカネジで固定しました。内側はセットのナットです。
ここで一旦動作確認。
配線をハンダ付け、熱収縮チューブで絶縁。コードを本体側に押し込みます。
側面に二塩化メチレンを注入したら、パーツを押し込んで固定します。
ガッチリ留まりました。反対側はt0.8のディスクをプリントして、両面テープで貼り付け。
完成!
モバイルバッテリーを直接挿すか、USB延長ケーブルで5Vを加えれば点きます。
ハンドル作成
黒いABSフィラメントで印刷します。モバイルバッテリーを収めるケース兼グリップ。
印刷完了。
モバイルバッテリーがスムーズに入るように筒の部分をペーパーで水研ぎします。
ゆるすぎず、きつすぎず、丁度良いクリアランス。
パイプの外側にはウレタンのグリップを取り付けます。
あとはグリップを回転してUSBが嵌まればLEDが点灯します。
お尻がちょこっと出ているのはモバイルバッテリーを摘んで抜き取れるようにです。
まとめ
2Wayで使える直管LEDができました。
今まで通りクリップで挟んでどこかに固定して使うこともできます。(満足度:95)
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