先日庭に雨水タンクを設置しました。このタンクに雨樋の水を導入する取水器を作っていたら3Dプリンターが壊れ、修理に2週間以上掛かりましたが、ようやく完成しました。

ウチの雨樋専用設計です。汎用性はありません。
雨樋が既にディスコン
建物に使われている雨樋が現在も入手可能なら、市販の汎用的な雨樋集水器を取り付けるか、入手した雨樋パーツを加工して作るのが手っ取り早い。

品番を確認するとNational PC-40。調べてみると、とっくに販売は終わっています。
自作するしかない
ということで集水器を設計し、3Dプリンターで作ることにしました。
まずは雨樋の寸法計測。ノギスで幅を測り図面化します。

リング状のモデルを試し打ちして雨樋にはめてみたら、ピッタリ。これで行けそう。
設計
縦樋を90mm程度の空間を作るように切り取り、上の樋に下からスリーブ(紫)を通しておきます。間に取水器(緑+赤)を差し込み、下にずらした後、スリーブを下げて固定する構想。

特長は取水部をラビリンス構造にしていること。

本体、フィルターはいくつかのパーツをプリント後、接着して作ります。

使用予定の洗濯機用ホースを買って、嵌合を試しながら排水口の外径を35mmに決めました。
3Dプリント
今回は屋外で使うものなので、耐候性の良いASAフィラメントを初めて使ってみました。ASAは設定温度が140℃以上と高いです。そのためか、i3 Megaが壊れてしまいました。

やっと修理が終わったのですが、とりあえずは慣れたABSで作り、紫外線対策としては塗装で対応しようと思います。
CURA(最新版)からプリセットされたABSの設定でプリントします。

6~7時間掛けて本体部がプリント完了。

ヤスリで押してサポート材を除去します。

パイプが付く孔とオーバーフローの孔が開きました。

こちらは下に付くパーツ。きれいに無駄なく作るために別体で印刷して接着します。

平面同士を接着して、合わせ面をヤスリ掛けしたところ。

取水器の出口パイプに付けるフィルター。粗めのモルトフィルターを切って挟みます。

フィルターを出口パイプに付けたところ。掃除しやすさを考え、ここに取り付けます。

パイプを内側から通し、二塩化メチレンで接着します。

上のスリーブもプリント完了。
塗装
紫外線ですぐに割れそうなので缶スプレーで塗装して対策します。

マスキング後、サフェーサー、スプレーパテを塗装します。

3-4回中塗りした後、つや消し黒で仕上げました。

粗シボ塗装で積層の凸凹が目立たなくなりました。
完成
ようやく雨樋取水器が完成。

はたして何年?何ヶ月?ぐらい持つか。パイプの根元が割れそうな気がします。

それより、雨樋に入らなかったらっていうのが心配。後日これを取り付けたいと思います。






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